タイトル通りのことをやろうとしてうまく動かなかった。その解決方法をまとめる。

まえがき

Windows 11上のVMware Workstation 16 ProにおいてゲストOSをUbuntuとしたときにUSBデバイスに接続できなかった。HDDをUSBストレージとして接続し、shredでデータ破棄するなどしたかった。

環境

当方の環境はこの通りであるが、結論として(おそらく)環境に依拠するものではなくVMware Workstation 16 Proの生成するvmxファイルにある。

ホストOS

ゲストOS

VMware WorkstationでUSBデバイスそのものは認識するが、当該アイコンが非アクティブのままでゲスト側に接続できなかった。

vmware comunitiesに関連投稿がある¹²通り、vmxファイルでキー値「usb.restrictions.defaultAllow」がFALSEとなっていると思うのでそれをTRUEとする。

usb.restrictions.defaultAllow = "TRUE"

(ゲスト停止後に？)ゲストを開き直せばUSBデバイスに接続できるようになる。

Windowsのゲストを作成したときにはそもそもvmxファイルにキー値「usb.restrictions.defaultAllow」のレコードさえなかった(と思う)。そして、USBデバイスへの接続にもこのような支障はなかった。

すなわちVMWare Workstationにおいて指定するゲストOS(のタイプ)によって、vmxファイルが少なからず変わるということらしい。

https://communities.vmware.com/t5/VMware-Workstation-Pro/Can-t-attach-any-removable-USB-to-Windows-11-Enterprise-TPM/td-p/2886809 ↩
https://communities.vmware.com/t5/VMware-Workstation-Player/All-USB-devices-are-greyed-out/m-p/2878152#M38003http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/rtcommon/swctl/swctl_fnc_vlan_port_mode.html ↩