はじめに
近日発表のNVIDIAのGPU、RTX5090は600Wクラスの消費電力となると言われ、PC本体の電源に対する要求も従来に比べ、非常に高くなることが予測されています。
また、グラボのサイズもRTX4090から巨大になっており、ケースも大きなサイズのものが必要とされています。
そこでグラボをPCケースから出して、外付けするという考えに至るのですが、Thunderboltは十分な性能が出ない、お高いという課題がありました。
この状況がなんとかならないものかと、調べていく過程で、Oculinkに出会いました。
Oculinkとは
こちらに詳しいです。
PCI Express(PCIe)4レーンを延長するのが主流のようです。
PCIe 16レーンのスロットから延長するタイプや
M2スロット(PCIe4レーン)から延長するタイプのカードが販売されている。
ミニPC(小型PC)ではOculink端子を搭載した製品が多く発売されてきている
増設はDIY(自作)で、外付けGPU等ができ、非常に安価。
以前流行ったマイニングの1レーン延長のものよりもパフォーマンスが出ており、ゲームでは1割程度のフレームレートの低下で済んでいる様子。
StableDiffusionなど、AIはロード時間を除けば、パフォーマンスの低下はほとんどない。
ビデオエンコードでは半分程度までパフォーマンスが落ちている。
CPUーGPU間のデータ転送が多いビデオエンコード以外であれば、実用になる。
ホットスワップはできない。PC全体にダメージを与える可能性があるので、要注意。
今後
実際に購入して試してみる予定。
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