はじめに
この記事は、Ethernet Advent Calendar 2024の23日目の記事です。
私は、EthernetといえばPC用の100BASE-Tで、NICは通称カニさんチップで頭の中が止まっています。
先日発表されたブロードコムの決算から、ブロードコムの株価が急上昇しており、AI関連ネットワークチップが好調とのことで、改めてAIデータセンター用のEthernetについて調べてみました。
AIの恩恵はNVIDIAだけじゃないんだと興味を持った次第です。
AI関連の売上高は、AIプロセッサーとネットワーク部品の需要に後押しされ、通期で220%増加したとタン氏は説明した。
ブロードコム
400Gbまで出ている様子。
特徴
ラインレート、全二重スループットを備えた標準準拠の 400/200/100/50/40/25G QSFP112-DD PCIe NIC
シングルポート 400/200/100/50/25G
NVIDIA
NICまでNVIDIAが作っていたのか・・。
イーロンマスクのxAIのデータセンターを紹介する下記ビデオの中で、スーパーマイクロのサーバに組み込まれたNICが、NVIDIA製だと知りました。
NVIDIA BlueField-3 DPU は、ソフトウェアデファインドのネットワーク、ストレージ、サイバーセキュリティをラインレートで処理する毎秒 400 Gb インフラストラクチャ コンピューティング プラットフォームです。
終わりに
400Gになっていて驚きでした。5nmプロセスとか最先端のプロセス技術を採用したチップになっている。
ビデオにもありましたが、ストレージへはネットワーク経由でアクセスするため、大量の学習データをGPUサーバに転送するための帯域が重要だということがわかりました。
以上、AIデータセンターでのEthernetのNICを調べてみたでした。