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オドメトリを簡単に取得できるセンサーで遊んでみた

Last updated at Posted at 2024-06-13

はじめに

みなさん、日々の自己位置は足りてますか?私は足りていません。LiDARで取得するにしても、タイヤから取得するにしても一長一短があり、どれにするか決めかねています。
そんなある日、タイムラインでこんなセンサーを見つけました!!

センサ名 SparkFun Optical Tracking Odometry Sensor
価格 ¥13,111
インターフェース I2C
オドメトリ計算 センサー上
大きさ とっても小さい
取り付け穴 M3ネジ
取れる場所 屋内

これだけで購入決定ですね。

いざセットアップ

このセンサーを使うためには以下のものが必要です。

  • ジャンパー線
  • はんだごて
  • 適当なスペーサー
  • Arduinoマイコン(今回はXIAO RP2040を使用)
  • 定規

それでは、いい感じに線やスペーサーを取り付けます。 (レーザーセンサーについている保護シールは必ず取ってください)
↓いい感じにした結果。

IMG_0679 Medium.png

できたら次は以下の通りマイコンに接続します。

センサーのピン XIAOのピン
GND GND
3V3 3V3
SDA SDA(P6)
SCL SCL(P7)

ソフト側の環境構築

必要なライブラリはこの二つです。zipでダウンロードして追加してください。

あとはexampleからBasicReadingを実行すると...あら不思議、オドメトリが出てくるじゃありませんか!!

Screenshot 2024-06-13 at 1.31.08 PM.png

キャリブレーション

定規を当ててみると若干ズレていることがわかると思います。exampleにあるCalibrationを見てキャリブレーションしてみてください。

最後に

実際に触ってみた感想は「使えそう」です。若干キャリブレーションを詰める必要がありますが、概ね許容誤差内です。製品ページに記載されている誤差率通りの結果が出ます。センサーは若干上下に移動しても、しっかりとオドメトリを取得し続けてくれるのでGoodです。
ぜひみなさんも試してみてください。

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