20
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

オドメトリを簡単に取得できるセンサーで遊んでみた

Last updated at Posted at 2024-06-13

はじめに

みなさん、日々の自己位置は足りてますか?私は足りていません。LiDARで取得するにしても、タイヤから取得するにしても一長一短があり、どれにするか決めかねています。
そんなある日、タイムラインでこんなセンサーを見つけました!!

センサ名 SparkFun Optical Tracking Odometry Sensor
価格 ¥13,111
インターフェース I2C
オドメトリ計算 センサー上
大きさ とっても小さい
取り付け穴 M3ネジ
取れる場所 屋内

これだけで購入決定ですね。

いざセットアップ

このセンサーを使うためには以下のものが必要です。

  • ジャンパー線
  • はんだごて
  • 適当なスペーサー
  • Arduinoマイコン(今回はXIAO RP2040を使用)
  • 定規

それでは、いい感じに線やスペーサーを取り付けます。 (レーザーセンサーについている保護シールは必ず取ってください)
↓いい感じにした結果。

IMG_0679 Medium.png

できたら次は以下の通りマイコンに接続します。

センサーのピン XIAOのピン
GND GND
3V3 3V3
SDA SDA(P6)
SCL SCL(P7)

ソフト側の環境構築

必要なライブラリはこの二つです。zipでダウンロードして追加してください。

あとはexampleからBasicReadingを実行すると...あら不思議、オドメトリが出てくるじゃありませんか!!

Screenshot 2024-06-13 at 1.31.08 PM.png

キャリブレーション

定規を当ててみると若干ズレていることがわかると思います。exampleにあるCalibrationを見てキャリブレーションしてみてください。

最後に

実際に触ってみた感想は「使えそう」です。若干キャリブレーションを詰める必要がありますが、概ね許容誤差内です。製品ページに記載されている誤差率通りの結果が出ます。センサーは若干上下に移動しても、しっかりとオドメトリを取得し続けてくれるのでGoodです。
ぜひみなさんも試してみてください。

20
13
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?