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GinnieにReVIEWエディタ機能を組み込む

Last updated at Posted at 2013-08-23

といってもここにはコードを書いてないの。ゴメンね。詳しくはGithubにあげているスクリプトを設定して使うという感じになります。
GinnieはWindows用テキストエディタなのでWindows専用です。他のプラットフォームでもヒントくらいにはなるかも。

少し前ブログに書いた記事に関連しますが、Windows用のテキストエディタ、Ginnieの独自スクリプト実行機能を使って、GinnieにReVIEWエディタ機能を付け加えます。テキストエディタに要望する機能はどなたもきっと山ほどあるので、こうやって自分で勝手にスクリプトを書いて拡張出来るのは良いですね。

今のところは、ReVIEW形式テキストをコンパイルし、IEを起動していない場合はIEを新規起動し、IEがすでに起動しているときはその最後のタブで、コンパイルしたHTMLファイルを表示する という機能のみを実装しています。

セットアップ手順

大体次のような感じです。

  1. Cygwinをダウンロードし、セットアップします。必須のツールはRubyのみです (Windows用にもRubyのバイナリは配布されていますが、そちらのRubyだとReVIEWが動きません) 2014/06/09現在のReviewバージョンでは、Windows用のRubyバイナリでも動くようになっています。
  2. Cygwinをインストールしたフォルダのbinフォルダにパスを通します。たとえば「C:\cygwin」にCygwinをインストールした場合は「C:\cygwin\bin」を環境変数PATHに追加します。
  3. Ginnieをインストールします。自分はシェアウェア版を使用していますが、たぶんフリー版でも大丈夫だと思います。
  4. Githubの自分のリポジトリより、ReVIREのスクリプト一式をチェックアウトします(一応Windowsのコマンドプロンプトから直接コマンドが呼び出せるように、修正しています)。
  5. チェックアウトしたReVIEWのbinフォルダにパスを通します(たとえば「C:\review\」にreviewをチェックアウトした場合は、「C:\review\bin」を環境変数PATHに追加します)。
  6. Githubの自分のリポジトリより、ginnie-scriptsをチェックアウトします。
  7. ginnie-scriptsのスクリプトをGinnieのスクリプトフォルダにコピーします。
  8. ginnie-scriptsのSyntaxフォルダの中身のファイルを、GinnieのSyntaxフォルダにコピーします。
  9. Ginnieの設定より、ginnie-scripts内のScriptRunner.jsをスクリプトに登録します。

使い方

今後機能を追加予定。多分どの機能も、「エディタモードがReVIEW形式になっていること」が起動条件になります。

ScriptRunner.js

ファイルをコンパイルしてHTMLに変換したあと、それをIEで表示します。出力ファイルはoutput.html固定です(もしすでにファイルがあった場合、問答無用で上書きしますのでご注意ください)。

今後の予定

  • 設定用YAMLファイルがあったら読み込む → a51326eで実装しました
  • epubmakerを実行する
  • pdfmakerを実行する
  • 一部構文の入力支援を行う(メニュー表示)
  • スタイルシートなどを編集中にScriptRunner.js実行したとき、関連するReVIEW形式テキストをコンパイルして実行する

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