皆さん、マリオカートってやったことありますか?
余談ですが、マリオカートのテクニックの一つで「ロケットスタート」というのがありまして、スタート前のカウントダウン時に、タイミングよくアクセルボタンを押し始めると、スタートと同時にダッシュ💨することができるというものです!
楽しいですよね、マリオカート
それでは、そろそろ本題に入ります。
皆さん「締め切り」を守れていますか?
締め切りを守らない人に共通することとして、「締め切りの概念の相違」 が挙げられます。
一般的に締め切りとは守らなくてはいけないゴール地点です。
しかし、締め切りを守らない人は以下のように考えています。
- 見積もりはあくまで見積もりだし、予定どおりに仕事が進むとは限らないでしょ
- 締め切り目前に、徹夜でも何でもして頑張ることが大切なんだよ
- それでもどうしても締め切りに間に合わなかった場合は、その段階でスケジュールを変更してもらうしかないよね
上記を見てわかる通り、締め切りを守らない人は 「ラストスパート志向」 なのです。
終わりそうになければ残業でもして終わらせようとしています。
これでは締め切りなんて守れないですよね
また、守れたとしても急いで終わらせるため、ミスがあったり良いことはありません。
「ラストスパート志向」は言ってしまえば、「締め切りが守れない人」に共通する甘い考えです。
締め切りは絶対に守るもの
大切なことは、スケジューリングの段階から 「締め切りは絶対に守るもの」 という前提でのぞむことです。
すると予定を立てる段階から、次のような真剣なやり方をとらざるを得なくなるはずです。
たとえば現場の上長から 「これ10日でやっといて!」 という仕事が降ってきたときのお話
1. 「まずはどのくらいかかるかやってみるので、スケジュールの割り出しのために2日ください!」と答えて仕事に取り掛かる(見積もりをするための調査期間をもらう)
2. その2日をロケットスタート期間として使い、2日で「ほぼ完成」まで持っていく
3. 万が一、その2日で「ほぼ完成」まで持っていけなかった場合、これを「危機的な状況」と認識してスケジュールの見直しを交渉する
上記で大切なのは 「2」 の 「全力のスタートダッシュ」 をすることです。
10日でやるべきタスクだったら、その2割の2日間で8割終わらせるつもりで、プロジェクトの当初からロケットスタートをかけなければなりません。
初期段階でのミスならば簡単に取り戻せますし、リカバリーの期間を十分に持つことができます。
とにかくこの時期に集中して仕事をして、可能な限りのリスクを排除します。
考えてから手を動かすのではなく、手を動かしながら考えてください!
なお、作業を進めていって根本的な方向転換が必要だったら、この時期に行います。
たとえばインフラの構築なら基本設計の変更などが当てはまります。
このままだと懸念材料の残る環境が出来てしまいそうであれば、ここでもう一度ゼロからやり直します。
まとめ
ぜひ皆さんもプロジェクトでアウトプットを出す際などは、「ラストスパート志向」は極力避けて、計画性をもってクォリティを高めることを心掛けていきましょう。この記事が何かしらの参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!