マイグレーション
オンプレミスからAWSへマイグレーションするのは様々なパターンが想定されるが、AWSはサポートを用意している。
AWS Cloud Adoption Framework (AWS CAF)
クラウドへのマイグレーションは手順を追う必要がある。そこそこの作業が発生する。これまでのマイグレーションのナレッジが色々溜まっているので、どういうことをすればよいかのベストプラクティスはAWSが提供している。
マイグレーションに必要な人材、手順、スキルなど。それら必要な情報をまとめたものがAWS Cloud Adoption Frameworkとなっている。
- ビジネス・ケイパビリティ
- ビジネス(ビジネス、ファイナンス、予算、戦略)
- 人材(HR、人材マネージャー、チーム)
- ガバナンス(CIO、ポートフォリオマネージャー、エンタープライズアーキテクト)
- 技術・ケイパビリティ
- プラットフォーム(CTO、ITマネージャー、ソリューションアーキテクト)
- セキュリティ(CISO、ITセキュリティマネージャー)
- 運用(ITオペレーションマネージャー、ITサポートマネージャー)
これらに記載されている内容と自分たちのギャップを分析し、Action Planを作成する。
マイグレーション戦略 6R
マイグレーションの6つの戦略オプション。どれがベストフィットするのかをチェックする。
- Rehosting (Lift & Shift、オンプレからクラウドへそのまま移行、Shift後に改善)
- Replatforming(Lift, Tinker & Shift クラウド最適化を一部するがコアコードは触れない)
- Refactoring/re-architecting(オンプレでは実現できない要求や追加機能の実現)
- Repurchasing(レガシーソフトウェアベンダーとのライセンスを終了させ、クラウドで再契約)
- Retaining(利用しない場合、そのままオンプレで生かし、そのうちリタイアさせる)
- Retiring(一部のITポートフォリオが不要な場合、リタイアさせる)
AWS Snow Family
データの移行はマイグレーションに必要になる。だがネットワーク越しにデータを転送すると、データサイズによれば長時間(複数日)かかったりする。
AWS Snowcone
8TBのデータとエッジコンピューティングのオプションがある。AWSマネジメントコンソールからオーダーし、デバイスがAWSから送られるのでデータをオフラインでコピーし、そのデバイスをAWSに送り、AWSがデータをコピーする。
AWS Snowball Edge
2バージョン、コンピューティング最適化とストレージ最適化がある。
- コンピューティング最適化
- 40 vCPU, 80GiB memory EC2 sbe1インスタンス(C5と同等)
- ストレージ最適化
- 80TBのHDDや、S3互換のオブジェクトストレージ、1TBSSD
AWS Snowmobile
トラックで100PBのデバイスを送り付け、コピーする。セキュリティや耐衝撃みたいな面でも最強。
AWSとのイノベーション
- VMWare Cloud on AWS
- Machine Learning/AIサービス
- Amazon SageMaker
- カスタムモデルも作れる
- Amazon Augmented AI (Amazon A2I)
- Amazon Lex
- Alexaの心臓
- Amazon Textract
- 文章モデル
- AWS Deepracer
- 自動運転の大会をやってたね
- Amazon SageMaker
- IoT
- AWS Ground Station
- 衛星。衛星!?
- 利用した分だけ使う。衛星からのデータを。