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[Android] logcat の使い方を見直す

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はじめに

この記事では、Android Studio の logcat の使い方を見直して、より快適に開発を進める Tips をいくつか紹介します。
紹介する Tips は、公式ドキュメントや記事を参考しています。

実行環境

  • Android Studio 4.0.1
  • OS: Mac

1. Logcat Header を設定する

logcat の左下の[歯車マーク]をクリックすると、[Configure Logcat Header]の画面が表示されます。
図1.png

[Configure Logcat Header]の画面では、ログの先頭に表示するものを設定できます。
私の環境では、以下の画像のように設定されていました。
チェックを付けたり外したりすると、インタラクティブにログのサンプルが変わります。

スクリーンショット 2020-08-19 8.01.20.png

メリット
不要なもののチェックを外すと、1つのログが短くなって、見通しがよくなります。
私は、[Show date and time]と[Show tag]にチェックをいれています。

2. logcat 内の改行を有効/無効にする

以下の画像のように、logcat内のアイコンのクリックすると、logcat内でログを改行するかどうか選択することができます。
公式ドキュメントでは「ソフトラップの使用」という機能名で紹介されていました。

図2.png

メリット
改行が無効になっている場合、ログに表示されたエラーメッセージをコピーしたい時に、横にぐーっとスクロールしながら選択することが多々あると思います。
そこで改行を有効にすると、横にスクロールすることなくメッセージを選択できるようになります。

3. 正規表現でログメッセージを検索する

普段ログメッセージを検索する時は、検索したい文字列をそのまま入力しているかと思いますが、実は正規表現を使って検索することができます。
以下の画像のように、[Regex]にチェックを付けると有効になります。
(始めから有効になっていると思います)

以下の画像では、「a.d」で検索しています。
正規表現での検索が有効になっているので、「a から始まって、d で終わる文字列」を検索していることになります。
ログを見てみると、「android」と入ったメッセージが表示されていることがわかります。
図3.png

メリット
正直、正規表現で検索することは少ないですが、正規表現をマスターしている方なら嬉しい機能かもしれません。

終わりに

この記事では、Android Studio の logcat の Tips をいくつか紹介しました。
logcat の使い方を見直すことはあまりないと思うので、この機会に logcat のいろんな機能を調べてみてはいかがでしょうか。

参考(2020/08/19現在)

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