前置き
最近Podcast聞くのが好きでして。飲みながらうだうだ聞いています。
で最近聞いたのが下のやつ。UiPath(NYSE:PATH)の社長のインタビューです。
UiPath CEO Daniel Dines thinks automation can fight the great resignation
これを聞いて感じたポエムを書きます。
WebAPIについて思うこと
私は弁護士ドットコム主催のRESTful WEB APIs読書会にお邪魔していました。そこで学んだことはものすごく大まかに書くと以下です。詳細はRESTful Web APIsを読んでください。(とても良い本です。)
- 世の中にはたくさんAPIがあるがそれぞれが独自の仕様で作られているので使いにくい
- APIごとにヒトがドキュメントを読んでコードを書くのは大変
- ドキュメントの維持も必要
- APIには標準化が必要
- 標準化するには独自形式を作らず、RFCに定義されてるハイパーメディアタイプを使うと良い
- だれかが頑張って作ったのでそこまでの苦労が不要。
- ドキュメントもあるので「ココ読んで」ですむ
と、いう感じです。
使いにくいAPIを良くしていこう、それにはこうすれば良いんだよ、ということが書いてあります。APIを作る側としては改善のモチベーションになります。
ひるがえって現状
仕事でデータ連携をやります。社内のデータをどこかに送りたい。社外からデータを受け取って保存したい。
しばらくこの仕事をして思ったのですが外部のシステムは・・・
- なんらかのWebAPIがあってそれでデータの受け渡しができる
- データの送信はFTPに送る
だとまあなんとかなります。APIがあれば合格、FTPでも及第点です。スクリプト書けばなんとかなるからです。
どうしようもないのが以下。
- ブラウザのWebフォーム
- 先方が作った「データ投稿用ソフト」をWindows環境で実行してそれ経由で送信
ふざけんなよ・・・と思うんですがこの手の形式多いんですよね。ヒトが手でやることを前提にしてるもの。
Webフォームだとなんとかならないこともないですが、「データ投稿用ソフト」だとRPA使う以外ない。
んでRPA
UiPathはRPAを制作しています。最近NYSEに上場したようですが、時価総額が結構上がったようで話題になりました。
Podcastで社長いわく(酔ってたのでだいたいこんな感じでした)
- APIがあれば、というがだいたいそんなものはない
- 既存のシステムにAPIを入れるよりRPAを入れたほうが早い
- 業務システムを統合するシステム、はすでに存在するがすべてを統合できるものはない
- BPO業者など投資効率の高い業務改善に熱心なところはたくさんある
- RPAは投資効率が高い業務改善ソリューション
- ちなみに弊社の日本市場は弊社で一番伸びてる地域
と。
きちんとAPIを作れば、といいますがその手法をすべての開発者が理解できるとは思いません。開発者の技術レベルも上から下までいます。相手の開発者に「このハイパーメディアタイプを使って・・・」と説明して、理解してくれないとどうしようもないです。
RPAだとここらへんはない・・・・と・・・
それでもまだ
RPAはUIが変わると簡単にぶっ壊れるんですけどね。
で、PodCast内では議論が発展していきます
- RPAはWebやソフトウェアのUIが変わると壊れる
- UIは結構頻繁に、大幅に変わる(新しいWindowsが出たときなど)
- UIはできるだけ固定してほしい
- というかRPA専用のUIを作っても良いんじゃ・・・
という
そうか、RPAでの連携が未来なんだな
システムを作るときはRPAがデータをとりやすいようにしないと。
RPA専用のUIがいる。
モダンなJSを使ったSPAより、HTMLだけでいいですね。CSSも邪魔?
HTMLじゃないとロボットを作る人がよめないのでxmlはだめ。
違うシステム同士でもロボットを使い回せるほうがいいですね。
よし、みんなで話し合って規格を作ろう。
規格はどこに出そうか。。。。?
あ、IETFがありましたね。
ここに出して認められたらみんなが使えるようになる。
ここを読んで、ですむから楽ですね。えーと規格の名前は・・・
お後がよろしいようで。。。
どうでもいいですが
Podcast良いですね。家事やりながら、晩酌やりながら、買い物しながらでも聞けますし。