こんにちは
本橋孝昭です
今回はSalesforce未管理パッケージについて説明します
これを作成すれば、一度Salesforce環境で作成したオブジェクトや項目、レポートなどを他のSalesforce環境に移行することが容易に可能です
・Salesforceデモ環境で作成したいい感じのレポートを他のSalesforce組織でも使いたい
・Salesforceデモ環境で作成したオブジェクトを他のSalesforceデモ環境に移行したい
上記のような内容を可能になるのが「未管理パッケージ」です
ここでは未管理パッケージの作成方法について学びましょう
ステップ1 パッケージマネージャーを作成
まずはパッケージマネージャーを作成しましょう
以下画面からパッケージ「新規」ボタンをクリックして作成します
ステップ2 「追加」ボタンをクリックして移行したいオブジェクトやレポートなどを選択しましょう
なお、選択方法は内容ごとに探し出しチェックボックスをポチポチして選択後「パッケージに追加」ボタンをクリックします
ステップ3 「アップロード」ボタンをクリック
ステップ4
もろもろ設定して「アップロード」をクリック
こちらでリンクの作成が完了します
あとはこのリンクのURLを移行したい環境にインストールすれば完了すれば、先ほど選択したカスタムオブジェクトやレポートなどの資産は別の環境に移行することが可能です
※パッケージのインストール方法は通常のApp Exchangeのインストールが参考になると思いますのでこちら参考になると思います
未管理パッケージ注意点
未管理パッケージは全ての設定を他の環境に移行することはできません
例として商談のフェーズの選択リスト値など標準項目の変更、標準オブジェクトの検索レイアウトの設定などは未管理パッケージでは移行できません(ここら辺は変更セットも同じですね)
いかがでしょうか
未管理パッケージを使いこなせば、他のSalesforce環境に作成した資産を別のSalesforce環境に移行できるので、とても便利ですね
また、これを応用すれば「私が考えた最高のレポート」などを配布することも可能ですね
ぜひ試してみてください。