こんにちは。本橋孝昭です
今回はSalesorceで商談オブジェクトレコードの重複を防ぐ方法をご紹介します
通常「Salesorceでデータの重複を防ぐ」というと皆さんは「重複ルール」作成をイメージすると思います
しかしながら現状重複ルールは特定のオブジェクト(取引先・取引先責任者・リード・個人取引先・カスタムオブジェクトのみ)でのみしか作成できないので商談オブジェクトなどで重複ルールを作成することができません
それではどのようにすれば商談で重複を防ぐことが可能でしょうか
今回は1つのアイディアとして2023年からできたフローの新機能「カスタムエラー」を使用した重複を防ぐ方法をご紹介します
フローのカスタムエラーってなんだ?
カスタムエラーで出来ることの詳細はこちらをご覧ください
入力規則のようなものや削除を防ぐことが可能です
今回はカスタムエラーで重複を防ぐ方法を解説します
カスタムエラーでフローを作成しよう
今回は例として
・商談作成時、商談編集時に商談名が同じ場合にエラーが出て重複を防ぐ
フローを作成しようと思います
フローの内容はこちらになります
なお、エラーのメッセージは
同じ商談名の商談があります
こちらのURLからご確認ください
https://empathetic-unicorn-7scd2x-dev-ed.trailblaze.lightning.force.com/lightning/r/Opportunity/{!$Record.Id}/view
としましたが、これは私のデモ環境の商談URLが
https://empathetic-unicorn-7scd2x-dev-ed.trailblaze.lightning.force.com/lightning/r/Opportunity/006F900000w5xYKIAY/view
となっているからです
empathetic-unicorn-7scd2x-dev-ed.trailblaze.lightning.force.com
部分はSalesforce環境により異なるのでご注意ください
上記フローを作成すれば商談作成時、商談名編集時にすでに同じ名前の商談レコードがある場合、以下画像のようなエラーが出てエラーをだして同じ商談名の商談作成を防ぐことが可能です