本橋孝昭です
今回はデータローダを使用してToDoを登録する際に外部キーを使用したい という人向けの記事です
Salesforceのヘルプにはこのような記載があります(2024年6月30日現在)
すべての参照項目を外部 ID に対応付けることは不可能かもしれません。たとえば、標準の活動オブジェクトの関連先 (WhatId) 項目や名前 (WhoId) 項目、カスタムオブジェクトの所有者項目などの多態的な項目では、外部 ID への対応付けはできません。次のアイデアがご要望の機能である場合は、投票 (Upvote) を検討してください: 「Enable External Keys on Polymorphic Fields」。アイデアは、将来のリリースで Salesforce に追加される可能性があります。詳細については、「リレーション項目および多態的な項目について」を参照してください。
しかしながら最近のSalesforceは変わったようです
具体的にはデータローダのバージョンが最新の場合(60.0.2以降)は標準の活動オブジェクトの関連先 (WhatId) 項目や名前 (WhoId) 項目では外部 ID への対応付けはできるようです
どういうことなのか。
実際に最新のデータローダのUpsert設定画面を見てみましょう
このようにWhatIDにカスタム項目の外部ID選択が可能です
念のため、WhoIDも外部ID項目の選択が可能なことが分かります
みなさんも標準の活動オブジェクトの関連先 (WhatId) 項目や名前 (WhoId) 項目では外部 ID への対応付けでUpsertを行ってみましょう