Salesforceには数式項目という項目型があります
数式項目でできることはいくつかありますが、今回は「クロスオブジェクト数式項目」についてみていきましょう
なお、「クロスオブジェクト数式項目」詳細は以下のヘルプをご参照ください
クロスオブジェクト数式項目とは、2 つの関連オブジェクトにまたがり、そのオブジェクトで差し込み項目を参照する数式です。クロスオブジェクト数式項目は、オブジェクトが主従関係の従側の場合は主 (「親」) オブジェクトから、差し込み項目を参照できます。クロスオブジェクト数式項目は参照関係にも使用できます。
分かりやすく言えば、
(商談と取引先は取引先が親、商談が子の参照関係ですが)商談オブジェクトにクロスオブジェクト数式項目を作成し、商談レコードに取引先情報を表示することが可能です。
例として商談に取引先の所有者「姓」項目を表示させる場合、以下となります
このクロスオブジェクト数式項目ですが、「& 」を設定することにより、親オブジェクトにある項目を複数表示させることも可能です
例として取引先の所有者「姓」と所有者「名」を表示させる項目は以下となります
Account.Owner.LastName & Account.Owner.FirstName
クロスオブジェクト数式項目は親オブジェクトの項目の値が変更した場合もリアルタイムで値が反映されるので便利です。
ぜひ活用すればよりよいSalesforceの運用が可能になるかと思います。