こんにちは
本橋孝昭です
今回は
・標準項目、カスタム項目
・ページレイアウト
・Lightningアプリケーション
の内容について見ていきます
そもそも項目とは?
項目についての詳細はこちらの記事をご確認ください
ここでいうようにイメージで言うとエクセルの列のようなものが項目です
その項目ですが大きく
・標準項目
・カスタム項目
の2つございます
まずはこの項目の種類の違いについて紹介します
標準項目とは
・標準項目はオブジェクトがある時点でもともと存在する項目です
(つまりSalesforceがあらかじめ気を利かせて?用意してある項目です)
例えば企業情報を管理するオブジェクト「取引先」オブジェクトには
・Webサイト
・従業員数
・年間売上
のような標準項目が用意されています
(取引先=会社情報を管理するためなので、このような一般的によく使いそうな項目があるのは便利ですね)
なお、標準項目はもともとSalesforceに存在する項目なので便利な反面、標準項目を削除することはできません
(後述しますが標準項目の削除そのものは出来ないですが非表示にすることは可能です)
削除ができないという制限のある標準項目ですが、標準項目では以下のような設定変更が可能です
1.項目の表示ラベルの変更(※注意 すごく分かりにくいところで変更可能)
(例 取引先の標準項目「WEBサイト」から「ウェブサイト」に変更や「ホームページ」に変更など)
↑こちらは「タブと表示ラベル」から設定変更可能です
2.選択リスト値の追加
(例 取引先の標準項目「業種」に「Services」の選択肢追加)
3.ヘルプテキストの追加
(例 標準項目Webサイト から「ここに企業のホームページのリンクを記載してください」のような注意書きの作成が可能)
カスタム項目とは
なお、カスタム項目はSalesforce環境に後から追加した項目です
こちらのカスタム項目については削除は出来るのはもちろんですが
・デフォルトの項目値の設定が可能
・項目型の変更が可能
など、標準項目よりも設定変更が可能な項目となります
項目には項目型がありますがカスタム項目は標準項目と違い
・積み上げ集計項目
・数式項目
などの項目型の項目も作成可能です
ページレイアウトとは
さて、項目について学んだあとはページレイアウトについて解説します
ページレイアウトとはレコードに表示させる項目や関連リストなどの表示や非表示、並び替えを行うものです
(関連リスト とは親オブジェクトから見た子オブジェクトの見える場所のことです。親オブジェクトや子オブジェクトについての解説はこちらからご確認ください↓)
ページレイアウトの仕組みとしては、添付画像のように上部分に「パレット」というものがございます
こちらの「パレット」にある項目や関連リストをドラッグ&ドロップして項目追加や非表示を行います
ページレイアウトで設定を行えば項目の見せる見せないや関連リストの見せる見せないの設定が分かりましたね
なお、標準項目を見せたくない(使いたくない)場合はページレイアウトから項目を抜くことにより基本的に見せなくすることが可能です
Lightningアプリケーションビルダーについて
さて、画面の見え方についてClassic環境を使う場合は基本的にレコードの見え方=ページレイアウト だったのですが、Lightnig環境の場合、レコードの見え方はLightningアプリケーションビルダーの設定によります
Lightningアプリケーションビルダーではコンポーネントと呼ばれるブロックを配置してページを形作ります
(先ほど紹介したページレイアウトもコンポーネントの1つです)
つまりClassic環境ではこのような見え方のイメージだったのですが
Lightning環境ではこのような見え方になります
※Lighnting環境はページレイアウトはあくまでもコンポーネントの1構成要素です。Lightninngアプリケーションからページレイアウトを抜くことも可能です
Lightningアプリケーションについて確認したところでプラスアルファの設定についてお伝えします
1 Lightningアプリケーションはコンポーネントごとに
・どのレコード条件が
・どのデバイスからか
・どのユーザ設定か
によってコンポーネントを見せるor見せない が設定可能
2Lightningアプリケーションは
・どのアプリケーションで見せるか
・どのレコードタイプで見せるか
・どのプロファイルで見せるか
の設定変更が可能です
ぜひこちらのLightningアプリケーションの設定を使いこなし、ユーザにとってどのような見え方が適切か考えましょう。