「取引先責任者の役割」について
Salesforceの商談オブジェクトに紐づく「取引先責任者の役割」を使用すれば、どの商談でどの担当者がどのような役割であったかを記録することが可能です。
この「取引先責任者の役割」ですが通常の運用であれば「商談に紐づく取引先」の取引先責任者が紐づくかと思います
(つまり株式会社Aの商談なら株式会社Aの取引先責任者が紐づく)
しかし、標準機能ではすべての取引先の取引先責任者が紐づいてしまいます
(つまり株式会社Aの商談でも株式会社Bや株式会社Cの取引先責任者が紐づくことも可能です)
この設定について標準で何とかすることはできないのでしょうか
(つまり、株式会社Aの商談なら株式会社Aの取引先責任者が確実に紐づくことはできないか?)
結論からいえば、
下記のような入力規則を
商談 取引先責任者の役割 オブジェクト(OpportunityContactRole)に作成すれば対応可能です。
Opportunity.AccountId <> Contact.AccountId
このような入力規則を作成すれば、添付画像のように保存時に赤い三角が出て入力規則のエラーメッセージが表示されるので、株式会社Aの商談でも株式会社Bや株式会社Cの取引先責任者が紐づく。という動きが封じることが可能です