こんにちは。
Salesforceは年3回大きなリリースがあり様々な機能が実装されますが、
今回Spring’21のリリースで衝撃受けた機能がああります。
それは
インライン編集を使用した [レポート実行] ページからの項目の更新 (ベータ)
です!
まだベータ版の機能なので色々注意点がございます
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=release-notes.rn_rd_reports_inline_editing.htm&type=5&release=232
ヘルプを見る限り、すべての項目が対応ではなく
次の項目および項目種別では、インライン編集はサポートされていません。
ToDo オブジェクトと行動オブジェクトの項目
[レコード ID] や [作成日] などのシステム項目
名前項目や住所項目などの複合項目
選択リスト
カスタム日付/時間項目
暗号化されたテキスト項目
数式項目
標準項目種別 (日付/時間、自動採番、積み上げ集計、レコードタイプ、主従関係、ロングテキストエリア、リッチテキスト、階層)
ページレイアウトまたはレコードタイプの制限によって編集が許可されていないその他の項目
他にもいろいろ気になる点がありましたので
現状どのような動きになっているか試しました。
※注意 レポートインライン編集を行うには設定が必要です。設定方法は下記ヘルプに記載ありますので割愛します
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=release-notes.rn_rd_reports_inline_editing.htm&type=5&release=232
※ 2021年8月現在はベータ版の機能ですのでいきなり本番で設定せずまずはSandboxで検証することをおすすめします
基本的な内容1
レポート画面から編集可能な項目は鉛筆マークが表示されます。
編集不可な項目(完了予定日など日付項目)は下記画像のように鍵マーク?が
表示され編集できません。
基本的な内容2
鉛筆マークをクリックすると下記画像のように項目の編集が可能です。
項目編集後「保存」をクリックすると項目の値が更新されます
さあ、基本を押さえたところでここからいろいろ確認します。
結合レポートにインライン編集は対応しているか?
結論は「結合レポートにはインライン編集は対応していない」でした。
添付画像のように先ほどまで編集可能だった項目(NextStep)のような項目が編集可能な鉛筆マークではなく鍵マークが表示されます。
もちろん編集はできなくなっていました。
項目編集時を起点にワークフロールールは対応するか?
結論は対応されていました。
どうやらレポートからの編集は通常のレコードページと同じような編集扱いとなるようです。
また、インライン編集時に画面が自動更新されて他の項目も変わったことが一目で分かります。
わざわざ画面を手動で更新する必要はなさそうです。