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データローダとインポートウィザードの違い

Last updated at Posted at 2022-09-24

こんにちは。本橋孝昭です

今回はデータローダとインポートウィザードの違いについて解説します

なぜデータローダとインポートウィザードの違いについて解説するか?

Salesforce認定アドミニストレーター試験の出題範囲は公開されています

この中で

データの管理: 10%

には

与えられたシナリオに従って、データ管理のツールとユースケースを特定する
(例: データローダ、データインポートウィザード)

があります

データの管理.png

このようにデータローダ、インポートウィザードの違いは結構問われる内容なので解説します

今回の内容は動画でも解説してます

そもそもインポートってなんだ?

Salesfroceのデータのインポートとは簡単にいえば
・Salesforceのレコードを一括作成
でしょうか

例えば
・新規でSalesforceを導入したのでエクセルで管理していたデータを取り組みたい
・特定の営業が管理していたエクセルの顧客名簿をSalesforceに取り組みたい

という場合、(もちろんレコードを手入力で1レコードずつ入力することも可能ですが)
データが何千、何万もあれば手入力で取り組むのは現実的ではないですね

そのような場合データローダやインポートウィザードでデータを一括作成することが可能です

インポートウィザードでできること簡単にまとめます

簡単にいえばデータの一括でのインポートおよび更新が可能です

しかしながら以下のような条件設定があります
(※インポート可能オブジェクトは取引先、取引先責任者、リード、ソリューション、キャンペーンメンバー、カスタムオブジェクト のみ)
(※インポートレコードの上限は50000件まで)

データローダでできることでできることを簡単にまとめます

データローダについても簡単にいえばデータの一括でのインポートおよび更新が可能です
しかしながらデータローダはインポートウィザードよりも多くのデータやオブジェクトのインポートが可能です

(※インポートウィザードで対応範囲のオブジェクトはもちろん、商談オブジェクトやケースオブジェクト、ユーザオブジェクトなど様々なオブジェクトのインポートが可能)
(※一回のデータインポート可能なデータはインポートウィザードと比べれば多いレコード数が可能(500000レコードまで))

↑ここの内容はインポートウィザードの上位互換です

データローダでしかできないこと(インポートウィザードでは出来ないこと)

データローダでしかできないことは大きく分けて以下の2つです

1.夜間インポートなど定期的な読み込みのスケジュール

詳細は以下のTrailheadモジュールをご確認ください

https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/lex_implementation_data_management/lex_implementation_data_import
>夜間インポートなど、定期的なデータ読み込みスケジュールを設定する。

2.データの削除(Delete)や吐き出し(Export)が可能

データローダの画面を見ても分かるように
・新規作成(インポート)
・更新(Update)
の他に
・削除(Delete)
・吐き出し(Export)も可能です

データローダ01.png

インポートウィザードでしかできないこと(データローダでは出来ないこと)

ここまでくると
「インポートウィザードって逆に何ができるの?」と思う方が多いかもしれないですね。

正直、私は実務であまりインポートウィザードを使用したことはありません
実務で使わない理由の一つは、やはり対応可能なオブジェクト数が少なすぎるからですね。
あとは、データの削除やエクスポートもデータローダなら可能なので使いやすいですね。

とはいえ、インポートウィザードもデータローダではできないことも若干あります(といっても2つほどですが)

1ワークフロールールおよびプロセスを適応させない設定
2重複を防ぐ

だけです

ルール適応.png

ここからは解くコツを解説

いかがでしょうか

内容をまとめると

・インポートウィザードか?データローダか迷ったとき

A まずはインポートウィザードでしかできない(データローダでしかできない)2つのことを思い出し照らし合わせる

1ワークフロールールおよびプロセスを適応させない設定 に関する話か?
2重複を防ぐ に関する話か?

Bもしも上記以外の内容であればデータローダになる
(レコード削除、ユーザオブジェクトインポート、50000件を超えるレコード などデータローダができることをあげるとキリがないですね)

まとめ

今回の内容を図にしました。お役に立てれば幸いです

データローダなど.png

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