LoginSignup
1

More than 5 years have passed since last update.

Amazon Pollyで投稿記事に音声を付けてみた

Last updated at Posted at 2018-07-28

Amazon PollyとWordPressの連携

Amazon Pollyは、AWSの機械学習カテゴリに含まれるサービス。
Text To Speechができるので、WordPressで投稿した記事(文字データ)を音声データに変換してくれる。
Amazon Pollyはここ

IAM Policyの作成

(ここからは、AWSアカウントを持っていることを前提に話を進める)

利用するためには、まずIAM Policyを作成する。
サービスからIAMを選択したら、ポリシーの画面へ移動し、「ポリシーの作成」を押す。
"Policyの作成"

JSONタブに移動して、以下のコードを貼り付ける。
S3は使うつもりがないので、Amazon Pollyのみにしている。
貼り付けたら、「Review policy」を押す。

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "Permissions1",
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "polly:SynthesizeSpeech",
                "polly:DescribeVoices"
            ],
            "Resource": "*"
        }
    ]
}

JSONタブにコードを入力

名前は適当に付ける。(命名規則に従い、自分がわかればOK)
説明は書かなくても構わない。
「Create Policy」を押す。
Policyに名前を付ける

ポリシーのフィルタなどを使って、作成したIAM Policyが存在することを確認する。
Policy作成を確認

IAM Userの作成

ユーザーの画面に移動し、「ユーザーを追加」を押す。
IAMユーザーの作成

ユーザー名はわかりやすいものを入力。
アクセスの種類は「プログラムによるアクセス」を選択。
「次のステップ:アクセス権限」を押す。
プログラムによるアクセス

「既存のポリシーを直接アタッチ」を選ぶと、IAM Policyの一覧が表示される。
先ほど作成したIAM Policyを選択して、「次のステップ:確認」を押す。
先ほどのポリシーをアタッチ

内容を確認して問題がなければ、「ユーザーの作成」を押す。
確認OKなら作成

ユーザーの作成が成功したら、「アクセスキーID」と「シークレットアクセスキー」をコピーしておく。
これはWordPress側の設定で使用する。
コピーしたら「閉じる」を押す。
キーのコピーを忘れずに

これでAWS側の設定は完了。

WordPressにAmazon Pollyのプラグインを追加する

WordPressの管理画面に移動し、プラグインの新規追加で「Amazon Polly for WordPress」をインストールし、有効にする。
プラグインインストール

有効にすると設定の中にAmazon Pollyが出来上がるので、移動する。
設定にAmazon Polly

AWS access keyに、先ほどの「アクセスキーID」を入力する。
AWS secret keyに、先ほどの「シークレットアクセスキー」を入力する。
AWS Regionは、Asia Pacific(Tokyo)を選択。
Voice nameは、JapaneseだとMizuki(女性)とTakumi(男性)が選べるのでお好きな方を。
後は変更しなくても基本的に問題ないはず。
一番下にある「変更を保存」を押す。
Amazon Polly設定1
Amazon Polly設定2

WordPressの投稿でAmazon Pollyを使ってみる。

WordPressの新規投稿を開くと、Amazon Pollyのチェックボックスが出現しているのがわかる。
Amazon Pollyチェックボックス

チェックをつければ、投稿した時にメディアにmp3ファイルが出来上がり、記事に音声バーが出てくる。
音声バー出現

再生ボタンを押して、記事が再生されれば成功。

その他の方法

AWS上のAmazon Pollyコンソールで音声データを作り、ダウンロードし、WordPressにアップロードすることも可能。

この辺りは、また今度やってみよう。

レキシコンがJP対応していないことはわかった。(en-USならできた)

参考

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1