新しくプログラミング言語を習得するには、実際に書いてみることが最も効率的。
プログラムの解説は最低限に抑えて、①手を動かしながら、②出力結果を見ながら、習得する方針で作成している。
型宣言
variables.f90
program variables
implicit none
integer :: code
real :: airtemp
character(len=20) :: name
code = 21
airtemp = 298.15
name = "It's rainy"
print *, 'Code:', code
print *, 'Air Temperature:', airtemp
print *, 'Name: ', name
end program variables
-
implicit none
全ての変数の型を明示的に宣言するようFortranに指示している。 -
integer :: code
codeという名前の整数型変数を宣言している。 -
real :: airtemp
airtempという名前の実数型変数を宣言している。 -
characetr(len=20) :: name
nameという名前の文字型変数を宣言している。len=20は、この変数が最大20文字の長さを持つことを指定している。
組み込みデータ型の種類
強い型付け言語であり、静的型付け言語であるFortranは以下の5つの組み込みデータ型がある。型付け(typing)については「7つの言語 7つの世界」に詳しく書かれている。
組み込みデータ型 | 説明 |
---|---|
整数型(integer) | 正または負の整数 |
実数型(real) | 浮動小数点 |
複素数型(complex) | 実部と虚部からなるなる値 |
文字型(character) | テキストデータ |
論理型(logical) | 真(.true.)または偽(.false.)のブール値 |
算術演算
算術演算子
また今度