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【SQL】DBMSとは

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はじめに

こんにちは、アメリカで独学でエンジニアを目指しているものです。

現在復習でSQLの勉強をしているのですが、DBMSについて改めて復習しようと思いまとめてみました
簡単にまとめているので初心者向け記事となっているのでご了承ください

DBMSとは

DBMS(DataBase Management System)とは、データベースを管理・運用するためのソフトウェアのことです。
具体的には、以下の機能を担っています。

データの格納・取得・更新・削除

ユーザーやアプリケーションが必要とするデータを読み書きするための操作を提供します。

セキュリティ管理

アクセス権限やユーザー管理を通じて、機密情報の保護や不正利用の防止を行います。

バックアップとリカバリ

障害や誤操作からシステムを守るために、データのバックアップやリカバリ機能を備えています。

同時アクセス管理(トランザクション管理)

複数のユーザーが同時にデータを操作しても、データの矛盾が起きないように制御します。

代表的なDBMS

DBMSにはさまざまな種類があり、大きく「リレーショナル型(RDBMS)」と「非リレーショナル型(NoSQLなど)」に分けることができます。ここでは、いくつか代表的なものを紹介します。

リレーショナル型(RDBMS)

  • MySQL
    • オープンソースでありながら、大規模なサービスでも利用される信頼性の高いDBMS。
  • PostgreSQL
    • 高度な機能が豊富で、オープンソースとしても多くの企業や研究機関で採用されています。
  • Oracle Database
    • 大企業向けの高機能かつ高い信頼性を誇る商用DBMS。
  • Microsoft SQL Server
    • Windows環境との親和性が高く、企業システムでよく使われる商用DBMS。

非リレーショナル型(NoSQLなど)

  • MongoDB(ドキュメント指向)
    • JSON形式でデータを格納し、柔軟なスキーマ設計が可能。大規模データの分散処理にも強みを持つ。
  • Redis(キー・バリュー型)
    • メモリ上でデータを管理するため、超高速な読み書きが可能。キャッシュやセッション管理でよく使われる。
  • Apache Cassandra(カラム指向)
    • 拡張性が高く、大量のデータを分散して管理できる。Facebookなど大規模サービスでも採用事例がある。
  • Neo4j(グラフ型)
    • ノードやリレーションシップといったグラフ構造でデータを保存・検索する。SNSの友人関係など、複雑なネットワーク分析に適している。

RDBMSとは

上記で紹介したDBMSの中でも、最も一般的なのが**RDBMS(Relational Database Management System)**です。RDBMSでは、データを二次元表(テーブル)で管理するという特徴があります。

テーブル(表)構造による管理

データは「カラム(列)」と「レコード(行)」からなる二次元表で表現され、シンプルかつ直感的に管理できます。

SQL(Structured Query Language)による操作

データの検索(SELECT)、追加(INSERT)、更新(UPDATE)、削除(DELETE)などを統一的な文法で行えるため、学習コストに対して強力な操作性を提供します。

データの整合性を保ちやすい

テーブルを細かく分割してデータ重複を抑える「正規化」や、トランザクションの整合性を保証する「ACID特性」などにより、データの一貫性を高めます。

代表的なRDBMSとしては、MySQL、PostgreSQL、Oracle Database、Microsoft SQL Serverなどが挙げられます。

DBMSはアプリケーションとデータをつなぐ“仲介役”

どのように働いているか

DBMSは、アプリケーション(利用者側)とデータ(ストレージ)の間に位置し、データの読み書きを“仲介”する役割を担う存在です。大まかな流れは以下のとおりです。

  1. アプリケーションがDBMSへリクエストを送信

    • 例:ユーザーが「会員リストを表示する」操作を行うと、アプリケーションは「SELECT * FROM 会員」というSQL文(RDBMSの場合)やクエリ(NoSQLの場合)をDBMSに送ります。
  2. DBMSがストレージ(ファイルシステムなど)を操作してデータを取得・更新

    • 受け取ったクエリを解析し、該当データを検索・更新します。
  3. DBMSが処理結果をアプリケーションへ返却

    • ユーザーが求めるデータや、更新完了の応答が返されます。
  4. アプリケーションがユーザーへ表示や結果の反映を行う

    • 返却されたデータをユーザーに見やすい形で表示したり、続く処理に利用したりします。

DBMSのおかげで、アプリケーション開発者はストレージ上での細かいデータの読み書きや複雑な処理を意識せずに、安全で整合性のとれたデータアクセスが可能となります。

まとめ

Ruby on rails を使う際はSQLite3が使えますが、大規模事業の場合はほかのDBMSを使用しなければならないためこれらをまなぶことはとても重要だと思いまとめてみました。

土日の時間をとってデータベース・SQL、Linux、Gitの復習をしているので、再びまとめたいと思ったら記事にしようと思います

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