はじめに
こんにちは、現在アメリカの大学に行って語学を学びながらソフトウェアエンジニアになるために独学で勉強しているものです
この記事を見ている方の中にも、平日にYoutubeで動画を見て時間を過ごしてしまい時間が無くなったり、ゲームをしてしまったりして睡眠負債をためている方がいるのではないでしょうか。
私は現在アメリカのBoise State University に英語を学ぶために2か月限定でいっており宿題が出ているため、夜遅めまでに作業していしまうことがしばしばあります。
頭ではわかっていても、なかなか睡眠を積極的に取れない方もこの記事を見て改めて睡眠不足の悪影響を理解して、睡眠不足を避けるような行動をとるようにしていただければ幸いです。
睡眠不足を避けるためには、やることがあっても早く寝る以外に選択肢はないと思っているので、あくまでも今回は睡眠不足を避けるための記事ではありません。
仕事のパフォーマンスによる影響
まず一つ目に、皆さまが一番気になっている(?)であろう仕事による影響について説明していきます。
睡眠不足は集中力、注意力、判断力を低下させ、作業効率を悪化させます。また、クリエイティブな思考や問題解決能力が鈍り、仕事のミスや事故のリスクが増加します
どれくらいの割合が低下するかについて、2003年に実験した結果をわかりやすくまとめた図が以下のリンクに載っています
あるグループについて2日徹夜の人、2週間1日8時間の睡眠の人、2週間1日6時間睡眠している人に分けてどれくらい脳の反応速度が違うかを測定した実験が2003年に行われました。
驚くべき結果ですが、2週間1日6時間睡眠した人の脳の反応速度と、2日徹夜した人の脳の反応速度が同じという結果が出ているようです。
また、2017年のハーバード大学の研究においても6時間未満の場合に著しいパフォーマンス低下がされるといわれています。
上記の内容をみてかなり納得できるような記事だなと体感的に思いました。
勉強時間が増えて、今までよりも睡眠時間が減ってしまったので機能たくさん睡眠時間をとったら思考速度が速くなったように感じました。
これは意識しないとあまりわかりずらいかもしれませんが、睡眠不足の時としっかり寝た日とで技術書の理解度を比べてみるとかなり違うとおもいます。
健康への影響
睡眠不足は免疫系の機能低下、肥満、糖尿病、心血管疾患のリスク増加など、長期的に深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
特に、ホルモンバランスが乱れやすくなり、代謝障害が発生しやすくなります。
2021年のアメリカ国立衛生研究所(NIH)は、慢性的な睡眠不足が心臓病や高血圧などのリスクを増加させると報告しています。
睡眠不足が続くと、血糖値のコントロールが難しくなり、2型糖尿病のリスクも増加します。また、体重増加の原因にもなりやすいとされています 。
私たちが実感しやすいのは、睡眠不足によって免疫系機能が低下し風邪になることではないでしょうか。
睡眠不足による影響って短期的な影響のみと思っていましたが、実は中長期的な影響もあることが上記から分かると思います
精神面による影響
睡眠不足は精神的な不安定さを引き起こし、うつ病や不安障害のリスクを高めます。
情緒のコントロールが難しくなり、怒りやイライラが増し、対人関係に悪影響を与えることもあります。
友人やパートナーと喧嘩した際に振り返ると睡眠不足であることも多いのではないでしょうか。
根拠として、サンフランシスコ大学の研究では、睡眠不足が感情の不安定さやストレスへの脆弱性を増大させることが示されています。
睡眠不足の人は、ネガティブな感情をコントロールする能力が低下し、うつ症状の悪化や新たな不安症状を発症しやすくなることが報告されています 。
この研究から、睡眠負債がない状態のときにネガティブな感情をコントロールをしていることがわかりますが、確かにいらいらとかは睡眠不足のほうが爆発しやすいですよね。
学習機能
睡眠中、脳は新しい情報を整理し、記憶として定着させるため、睡眠不足になると記憶の定着や学習能力が著しく低下します。
根拠としてカリフォルニア大学バークレー校の研究では、睡眠不足の状態が脳の情報処理機能を損ない、新しい知識の習得や長期記憶の定着に悪影響を及ぼすことが示されています。
特に学習中に睡眠が不足していると、試験や日常業務でのパフォーマンスが著しく低下することが確認されています 。
やることがある程度あっても、新しいことを学ぶためにしっかり睡眠時間をとった方がいいことがこの研究結果からもわかると思います。
まとめ
本日はRubyのことではなく睡眠時間という日常的なテーマを取り扱いましたが、モチベーションを管理するためにも睡眠時間をしっかり確保するのはとても重要です。
独学は一人でどれだけ自分を律せることができるかなので、しっかり睡眠をとって誘惑に負けないようにこれからも勉強継続したいと思いました。