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【Rails】RubyのVersion変更(Rails Tutorial用)

Last updated at Posted at 2025-01-21

はじめに

こんにちは!アメリカで独学でエンジニアを目指しているものです。
現在、Rails Tutorialという教材を進めていますが、開発環境として GitHub Codespaces ではなく、Docker + VSCode を使用しています。

教材で指定されているRubyのバージョンと.devcontainerで設定されているRubyのバージョンが異なるため、今回はRubyのバージョンを変更する方法をまとめました。

なお、Dockerの知識が十分にある方は Dockerfiledocker-compose.yml を編集することで変更可能ですが、私はまだその知識が浅いため、別の方法でバージョンを変更しました。

Rubyバージョンの変更手順

教材で使用されているRubyのバージョンは 3.2.3 ですが、.devcontainer の設定では 3.1.4 になっています(2025年1月20日現在)。この違いを解消するために以下の手順を行いました。

  1. Ruby 3.2.3のインストール
    まず、指定のバージョン(Ruby 3.2.3)をインストールします。
rvm install 3.2.3

インストール可能なバージョンを確認したい場合は以下のコマンドを使用してください

rvm list known
  1. Rubyのバージョンを切り替え
    Ruby 3.2.3をプロジェクト全体で使用するように切り替えます。
rvm use 3.2.3 --default
  1. .ruby-versionの内容変更
    ここまでの手順だけでは、ディレクトリを移動した際にRubyのバージョンが元に戻る場合があります。
    その原因は、ディレクトリ内にある .ruby-version ファイルに system と記載されているためです。

以下の手順でファイルの内容を変更します。

  • ruby-version ファイルの確認
    現在のディレクトリに .ruby-version ファイルがあるか確認します。
ls -a

ファイルが存在する場合、その内容を確認します。

cat .ruby-version
# 出力例: system

この場合、system はシステムデフォルト(今回の例ではRuby 3.1.4)を使用する設定になっています。

  • .ruby-version の修正
    使用したいバージョン(Ruby 3.2.3)を明示的に指定します。
echo "3.2.3" > .ruby-version

これで、該当ディレクトリ内ではRuby 3.2.3が自動的に使用されるようになります。

まとめ

以上の手順で、Docker環境でのRubyバージョンを簡単に変更することができました。.ruby-version ファイルを活用することで、特定のプロジェクトで使用するRubyのバージョンを柔軟に管理できます。
Dockerの知識がついてきたら、.devcontainerを変更する方法も模索してみようと思います

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