はじめに
こんにちは。アメリカに住みながら独学でエンジニアを目指しているTairaです。
本日より、英語で『リーダブルコード』を読み始めました。今までのほとんどは日本語で勉強するようにしていたのですが、英語で学習することによるメリットはかなりあるなと感じました。
Qiitaを見ているような方は、やる気のあるエンジニアばかりだと思うので、ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。
英語で読み始める前に
最近は英語で情報収集や勉強をするようになりましたが、体感としては最低限大学受験レベルの単語力がないと、理解できない可能性があります。
例えば、英単語ターゲット1900の最後の400単語以外をしっかり理解できていれば、『リーダブルコード』の話に限れば、1ページに1・2単語程度の知らない単語が出てくる程度なので、すらすら読めると思います。
1. 英語を学べる
これは自明すぎますね。次に行きましょう。
2. 技術的な英語を学べる
これは、英語を学ぶことで、将来的に海外でソフトウェアエンジニアになるぞ、と考えている方向けです。
どの企業に入るにも、コーディング面接というものがあり、アルゴリズムの問題を英語で説明しながら解いたり、DB設計について聞かれたりなど、技術的な英語を知っておく必要があります。
そういった意味で、日ごろから技術書や情報を英語で取得することで、そういった単語(ex: 二分探索はbinary search)を事前に知ることができ、面接の一助となる可能性があります。
3. 一次情報を得ることができる
Railsチュートリアルでよく紹介されるサイトやReactチュートリアルなどは英語で書いてあります。
もちろん和訳しても理解できますが、翻訳サイトと自分が訳した内容はややニュアンスが異なることがあるので、英語で読めるのが良いと思います。
4. 脑のトレーニングになる
これはChatGPTから得た情報です。
本日英語版の『リーダブルコード』を読んだのですが、頭の疲労がすごく、痛くなるくらいだったのでその胸について相談してみました。
どうやら、脑の使っている領域が複合的に働いているからだそうです。
領域 | 主な役割 | 関連 |
---|---|---|
前頂前野 | 思考、論理、問題解決 | 新しい技術の理解・設計思考など |
側頂葉 | 言語理解 | 英語の読解(意味理解) |
前頂葉 | 言語生成 | 頭の中で英語を組み立てる/発言準備 |
海馬 | 記憶の定着 | 新しい概念や単語を覚える |
帯状回や扁案体 | 感情・モチベーション | ストレスややる気の変動もここに影響 |
つまり、英語・プログラミングを同時にやると、
「言語脑」・「論理脑」・「記憶」・「感情」 すべてがフル動いしている状態です。
この組み合わせ、まるで「筋トレ・ランニング・読書」を同時にやってるようなものなので、普段よりもずっと疲れるのは自然なことのようです。
ソフトウェアエンジニアは運動習慣が少なく、脑に対していい影響を与えることが少ないと思います。
そういった意味で、脑の筋トレをするいい機会だと思います。
まとめ
英語で技術書を読むことには、単に「英語力を伸ばす」だけでなく、「技術的な英語に慣れる」「一次情報に触れられる」「脳の多方面を刺激できる」といった多くのメリットがあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、読み進めるうちに徐々に慣れていきますし、慣れた先には大きな成長が待っていると思います。私自身もまだ始めたばかりですが、この挑戦が自分のエンジニアとしての成長につながると信じて、これからも続けていこうと思います。