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【ジョブ】アメリカエンジニアの採用実態

Last updated at Posted at 2024-10-28

はじめに

こんにちは、現在アメリカに住んでおりアメリカの大学で英語を学びながら独学でエンジニアの勉強をしているものです
今回はアメリカでエンジニアになれるのか?ということに触れていきたいと思います。
というのも、アメリカのソフトウェアエンジニアの給料は最低でも$80,000(日本円で約1,200万円)というのもあり目指したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
また、アメリカのエンジニアについて「ブートキャンプに参加してジョブをゲットした」という話も聞いたことがある方もいると思います。

今回の記事については、私が調べた内容とアメリカのエンジニアの方から聞いた話なのですべてが正しいとは限らないので
この記事は参考程度に見ていただけると幸いです。

ブートキャンプに参加すればエンジニアになれるの?

実は以前、私自身が起業家プログラムに参加したことがあり、その際シリコンバレーで働く日本人の方々と交流する機会がありました。
あるエンジニアの方に「アメリカでエンジニアとして働くならブートキャンプもおすすめだよ」と言われ、特に「Hack Reactor」というブートキャンプの卒業生がシリコンバレーに多くいるとのことでした。
しかし、Hack Reactorはすべて英語で授業が行われ、参加費も約300万円と高額なため、一旦受講は見送ることにしました。

その後、英語で情報収集を行い、以下のようなサイトを見つけました。

これはアメリカ版のSNSであるRedditに掲載された投稿で、最近のHack Reactor卒業生が就職できていないという内容が書かれていました。
さらに、アメリカで就職するためにはコンピュータサイエンス(CS)の学位が重要だとのことです。
アメリカにいるソフトウェアエンジニアの友人によると、現在ブートキャンプ経由で現地採用される人は少ないようで、エンジニアになるためにブートキャンプに参加するのは一時期の流行で、現在は状況が変わりつつあるのかもしれません。
日本ではスクールに通う方が多いように感じますが、国ごとにキャリアの形成方法が異なるようです。

また、ブートキャンプ卒業生の就職率が下がっている背景として、採用数の減少も関係していると考えられます。

サイトの中にある正規分布みたいなグラフがあると思いますが、これは2020~2024年までにindeedに掲載されたsoftware engineerのジョブ数(の指標)です。
2020年の2月の採用数を100とすると、2022年のピーク時に約230と2倍以上の採用があることがわかります。
一方で2024年の10月は67という値になっており、経験者ですら転職が厳しいように思えます。
上記の記事を見て中には、採用が厳しくなったというより通常の採用レベルになったのではというかたもいるようです。
知り合いにブートキャンプやコミュニティカレッジという日本でいう短大に行ってエンジニアになった方もいるようですが、どの方も採用が増えていた時期にエンジニアになっていたと思います。

どうすればアメリカのエンジニアになれるの?

私はまだエンジニアではないので確実な答えは言えませんが、聞いた話によると、アメリカではCSの学位が非常に重視されるようです(もちろん他のスキルも重要ですが)。
ある企業では、CS学位を持たないと書類選考すら通らないこともあると聞きました(これは企業によるでしょう)。
さらに技術を磨いたり、GitHubでの貢献度を増やしたりすることも大事ですが、この記事では技術的な話題は控え、学位の重要性についてお話しします。

大学院に進学すれば就職が簡単かというと、それも一概には言えないようです。
ジュニアポジションでの募集があっても、より経験豊富なミドルクラスの候補者が優先されるケースもあるようです。
そのため、アメリカでエンジニアになるための王道パターンとしては、アメリカの大学院でCSを専攻し、インターンシップを通じてそのまま就職することが挙げられます。「今さら大学院は…」と思われるかもしれませんが、アメリカのマスター進学者の平均年齢は32歳とのことですので、年齢を気にせず挑戦してもよいかもしれません。

また、アメリカのCSの大学院にはオンラインプログラムもあり、それも一つの選択肢です。ただ、インターンシップの機会が得られにくいこともあると聞いています。もし、この点に詳しい方がいらっしゃればコメントいただけると嬉しいです。

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