【Rails】enum

はじめに

こんにちは。アメリカ在住で独学エンジニアを目指している Taira です。

現在最終のポートフォリオの要件定義を作成中です。そこで知ったのがenum 機能です。
この記事では、enum について解説していきたいと思います

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✅ enum とは？

enum は、整数カラムに対して、意味のある名前をつけて扱えるようにする Rails の機能です。

例えば、role: integer というカラムを定義しておいて、アプリ側では :admin や :guest などの名前で扱えるようになります。

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✅ 基本の使い方

$ rails g model User name:string role:integer
$ rails db:migrate

# app/models/user.rb
class User < ApplicationRecord
  enum role: { general: 0, admin: 1, guest: 2 }
end

このように書くと、次のような便利なメソッドが自動的に使えるようになります。

user = User.new(role: :admin)

user.admin?      # => true
user.role        # => "admin"
user[:role]      # => 1（DB上は整数で保存）
User.roles       # => {"general"=>0, "admin"=>1, "guest"=>2}
User.admin       # => adminユーザーの一覧を取得するスコープ

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✅ よくある使い方

タスクの状態管理

class Task < ApplicationRecord
  enum status: { todo: 0, doing: 1, done: 2 }
end

<%= task.status %>    # => "todo"
<%= task.doing! %>    # => ステータスをdoingに変更
<%= task.done? %>     # => ステータスがdoneか確認

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✅ enum のメリット

機能	説明
🔢 整数で DB に保存される	軽量でパフォーマンスが良い
🔍 スコープが自動で作られる	例：User.admin
✅ チェック用メソッドが使える	例：user.admin?
📚 値が限定されている	不正な値が入りづらい

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🚨 注意点

enum の順番変更は NG！

定義順がそのまま整数にマッピングされるため、途中で順番を入れ替えるとバグの原因になります。

# NG（後から順番変更すると危険）
enum role: { guest: 0, admin: 1, general: 2 }

# OK（必ず値を明示する）
enum role: { general: 0, admin: 1, guest: 2 }

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✅ バリデーションと組み合わせる

validates :role, inclusion: { in: roles.keys }

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🌏 I18n で日本語化する

# config/locales/ja.yml
ja:
  activerecord:
    attributes:
      user:
        role:
          general: 一般
          admin: 管理者
          guest: ゲスト

<%= t("activerecord.attributes.user.role.#{user.role}") %>

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✅ まとめ

• enum は状態や種類を管理するのに便利
• スコープやチェックメソッドが自動で使える
• 定義順の変更に注意！値を明示しよう
• I18n と組み合わせて表示もスマートに