はじめに
こんにちは!アメリカで独学でソフトウェアエンジニアを目指している者です。
現在、Linuxの復習として「ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド第二版」を使用しています。
VirtualBox上でRocky Linux 9を使用しているのですが、使用しているUSキーボードが日本のJIS配列キーボードとして認識されてしまいました。
このままでは非常に使いにくかったため、CLI(コマンドラインインターフェイス)を使ってUSキーボードに対応させる方法を設定しました。今回はその手順を記事にまとめたいと思います。
開発環境
ホストOS: Windows 11
仮想化ソフトウェア: VirtualBox 7.1.0
ゲストOS: Rocky Linux 9
SSHクライアント: Tera Term 5.0
方法
以下の手順でキーボードレイアウトを変更できます。
- 現在のキーボードレイアウトを確認
まず、以下のコマンドを実行して、現在のキーボードレイアウトを確認します。
$ localectl status
# 出力結果
System Locale: LANG=en_US.UTF-8
VC Keymap: jp
X11 Layout: jp
- キーボードレイアウトをUSに変更
次に、以下のコマンドを実行してキーボードレイアウトをUSに変更します。
$ sudo localectl set-keymap us
- 設定変更を確認
再度以下のコマンドを実行して、変更が適用されていることを確認します。
$ localectl status
# 出力結果
System Locale: LANG=C.UTF-8
VC Keymap: us
X11 Layout: us
X11 Model: px105+inet
X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp
-
VC Keymap: us
: 仮想コンソール(VC: Virtual Console)のキーボードレイアウトがUSキーボードに設定されています。 -
X11 Layout: us
: X11(GUI環境)で使用されるキーボードレイアウトがUSキーボードに設定されています。
この結果から、問題なくUSキーボードに切り替えられていることが確認できます。
まとめ
今回は、Linux環境でUSキーボードを使用しているにもかかわらず、日本のJIS配列キーボードとして認識されてしまった際の対処法について解説しました。
同様の問題で困っている方の参考になれば幸いです!