はじめに
2022年3月14日からAWS ChatbotとAWS コスト異常検出アラートの連携が可能となりました。
こんな方に向けた内容となります
- すでにChabot、コスト異常検出機能を利用されている
- チャットツール(Slack、Amazon Chime)を運用で利用されている
- コストの最適化方法を検討中
AWS Chatbotとは
Slack,AWS Chimeをチャットツールとして運用されている方に便利なAWSサービスとなります。
AWS Chatbot は、チャットチャネルでの AWS ワークロードのモニタリング、運用、トラブルシューティングを簡単に行えるようにするインタラクティブなエージェントです。
良くあるユースケースとしては
- Amazon CloudWatch でのアラーム通知
- Health イベント通知
- Security Hub の検出結果通知
等があげられます。私はSlackにて運用していましたが、アラートの内容も見やすく重宝していました。
AWS コスト異常検出アラート
こちらもすでに実装済みのサービスとなりますので簡単に紹介いたします。
閾値を超えるEC2等の利用料を検知するとEメールもしくはSNSトピックに対してアラートを通知できる機能となります。
AWS コスト異常検出とは、機械学習を使用して、コストと使用量を継続的にモニタリングし、異常な支出を検出する AWS コスト管理機能です。
開発環境をチームに公開していて複数インスタンスを起動/停止している場合や
利用料を予算枠内に抑える必要がある場合に重宝するサービスとなります。
何がうれしいのか
実際にシステム運用をしているとアラートの通知先は集約したほうが効率がいいと思います。
運用しているSlack,AWS Chimeにコスト管理面でも通知を飛ばせるようになる事は利便性があがりますね。
まとめ
AWS Chatbotへ通知可能な内容が拡張される事はうれしいですね。
それぞれのサービス自体は以前から利用できたものですが、サービスの組み合わせで痒い所に手が届くようになるのがAWSの良いところだと思います。
すでに利用しているCloudWatchAlarmのSNS通知先に追加と初期設定のみしてしまえばすぐに利用開始できますので通知用のコスト管理チャンネルを作成し利用してみては如何でしょうか。