Lightning Web Components（イベント）

コンポーネント作成時のイベント

コンポーネント作成時に呼び出されるイベントは次の4つ。

イベント	説明
constructor	コンポーネントが作成された直後に発生する。通常は使用しない
connectedCallback	標準的な初期化処理はここで行う。
renderedCallback	コンポーネントへの描画（DOM操作）が終わったタイミングで呼び出される
errorCallback	コンポーネント処理中にエラーが発生した場合に呼び出される

connectedCallback() コンポーネントの初期化イベント

通常の初期化処理はconnectedCallback()メソッドに実装する。constructor()メソッド呼出時点では属性に値がセットされていないことに注意する。

import { LightningElement } from 'lwc';
export default class aSampleComponent extends LightningElement {
    /*
     * 初期化処理
     */
    connectedCallback() {
        // 初期化用のコードを実装
    }
}

errorCallback エラー処理用のイベント

コンポーネント処理中にエラーが発生した場合に呼び出される。オプションなので、必要に応じて実装する。

import { LightningElement } from 'lwc';
export default class aSampleComponent extends LightningElement {
    /*
     * エラー処理
     */
    errorCallback(error, stack) {
        // エラー処理のコードを実装
    }
}