おはこんばんちは。
Dynamics 365 Finance and Operations(FO) は Power Apps を用いることで、以下のようなソリューションを構築することができます。
・ビジネスプロセスに即してデータ収集や意思決定を行える。
・PowerPointのような操作性で開発も可能。
・モバイルやデスクトップ問わず、いつでも利用できる仕組みを構築できる。
・FO 含むバックエンドのシステムからデータを活用できる。
例えば、以下のようなユースケースで効果を発揮します。
・FO の画面やバッチ処理やワークフローのカスタマイズを内製できる。
・FO 単体では対応できないバーコード・QRコードリーダーなどを実装できる。
・購買や経費申請のセルフサービス機能のポータル化。
・営業メンバがいつでも素早く在庫状態や納期を確認できる。
・製造メンバがいつでも素早くリソースを確認できる。
・在庫管理メンバがモバイル上でピッキングリストを確認・登録できる。
D365 Finance や SCM ライセンスをお持ちのユーザは、(コネクタを介して)そのまま Power Apps や Power Automate を利用できます。
※コネクタへのAPIリクエスト数の制限などはあります。
ファーストラインワーカーのユーザが多いSCM領域は(営業担当/購買担当/在庫・倉庫担当)は、出先でのモバイル利用などで、Power Apps (+Automate)
バックオフィスのユーザが多いFinance領域(経理担当)は、たくさんの伝票の処理などで、Power Automate
との親和性が高いのかなと考えます。
Power Apps をアプリ作成したら、Teams や Power Apps アプリから利用したり、FOの画面に埋め込んで利用したり、というパターンになります。
*Canvas Appの場合
アプリからの利用: FOを開かず簡単にデータを検索・入力したい、モバイルから利用したい etc.
埋め込みでの利用: FOにて他データを見ながら入力したい、既存の画面に補助データが欲しい etc.
私もまだまだ初心者ですが、色々と手を動かして学んでいきたいです。とりあえず今日は、
#簡単に一覧・新規登録・編集の画面を作成する
ということで、私もまだまだ Power Apps で画面を作り込むのは厳しいので、連携したいデータを指定すれば勝手にいい感じの画面を自動で作ってくれるこの機能を使ってみました。
ギークフジワラさんのページを拝借させていただき、作成してみました。ありがとうございます。
こちらは顧客マスタ(CustomersV3)をデータソースとした一覧画面の例