2021年3月に Ignite で突如発表された、Dynamics 365 Intelligent Order Management (IOM) を今更ながら触ってみたいと思い、試用版で使ってみました。
結論から先に言っておきますと、設定で挫折しました。また次回デモっぽい感じで仕上げたいです。
D365 IOM が登場した背景
・近年のデジタルコマースの台頭 → しかし、多くの企業のサプライチェーンは脆弱であり、対応できていない。
理由①:コロナ
理由②:テクノロジーの欠如
理由②へのアンサーとして、
解決策①:色んなニーズへの対応力強化
解決策②:応答性の向上
解決策③:新しいビジネスモデル創出
解決策④:コスト効率の良いフルフィルメント
解決策⑤:プロセスの自動化
が挙げられます。
そんなわけで D365 IOM というイカした製品が作られました。
全体観のイメージ
・フロントに注文チャネルとしてD365 Commerce(BtoC)やSales(BtoB)
・バックに製品・在庫・倉庫データとしてD365 FO(SCM)
・D365 OIM は、Power Platform 上に構築
接続の設定
まずは、Microsoft Dataverse、Power Autoamte 管理、IOM Data Transformer、という3つのコネクタを作成・利用します。
また、D365 FO 含む外部サービスプロバイダーを追加することができます。CEと違って、FO は Dataverse じゃなくて Azure SQL に構築されているから、外部サービス扱いなのか...笑
フルフィルメント最適化の設定
フルフィルメントの最適化は、戦略(ルール名)→制約(場所、プロバイダー数、注文数、優先順位)→ソースリスト(店舗リスト)→ソース(店舗プロフィール)、という階層でルールを決めることができます。
在庫可視化の設定
以前紹介した在庫可視化を設定することができます。
関連情報
マイクロソフトの Keita Nomura さんのブログにもまとめられておりますので、ご参考ください。
・概要・できること①
・概要・できること②
・概要・できること③
・概要・できること④