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ruby on rails を AWS Cloud9で実施 2 コントローラー Viewについて python初心者

Last updated at Posted at 2022-08-09

前回の続きです

環境 AWS Cloud9
environment type EC2
instance type t2.micro
platform ubuntu server 18.04 LTS

controllerの作成

まずは
controller
を作成してみます

MVC アーキテクチャの復習

model
データベースアクセスなど データ関連処理

View
画面表示

controller
リクエストやレスポンスを制御
view と model の橋渡し

さっそくコマンドを入力します

generate を g 省略可能です

rails g controller

上のコマンドで controller を作成してくださいという
命令になります

今回は rails g controller users index を実施

以下の users はコントローラーに付ける名前です
データベースと連携する場合は複数形にするのが一般的です

index は users  コントローラーの中に定義する
メソッドの名前です 
ルーティングによって指定されるときの
名前としてのインデックスアクションでもあります

rails g controller users index

作成されたファイルが表示されます
image.png

一部 確認してみます

image.png

image.png

クラス継承

ここで前回の記事でもあった
クラスの継承が使われているのが確認できます

親クラス スーパークラス の機能を引き継いで
子クラス サブクラス を作成することができる

コードの再利用性や拡張性を高める仕組み

class UsersController < ApplicationController

UsersController は ApplicationController
を継承する仕組みです

renderメソッド

クラウドで表示するコンテンツの
レンダリングを行うメソッドです

レンダリングとは

render plain: で 平文テキストを表示
となります

users_controller.rb
class UsersController < ApplicationController
  def index
    render plain:'Hello ceml!!!!'
  end
end

image.png

Rails.application.routes.draw do
  get 'users/index'
  # Define your application routes per the DSL in https://guides.rubyonrails.org/routing.html

  # Defines the root path route ("/")
  # root "articles#index"
end

以下の部分がルートに関連していることがわかります

get 'users/index'

ここを変更することでルーティングを変更できます

URL/users/index
で確認すると以下のように表示されます!

image.png

ルーティングを変更

ルーティングはユーザーからのリクエストを
コントローラーのアクションに割り振る
役割を担うものです

python のflaskに馴染みのある方はこちらがイメージしやすいと思われます

以下の図では
/usersにアクセスがあった場合
usersコントローラーのindex アクションに
処理を振り分ける という定義を
ルーティングとして
記述することで実現できます

image.png

rails においてルーティング情報は
config/routes.rbファイルに記述する決まりです
ルーティングは専用の文法で記述します

image.png

上記のファイルを変更します
URL/users/index

URL/users
で表示できるように変更

config/routes.rb
Rails.application.routes.draw do
  get 'users', to:'users#index'
  # Define your application routes per the DSL in https://guides.rubyonrails.org/routing.html

  # Defines the root path route ("/")
  # root "articles#index"
end

rails routes

rails routes
のコマンドで定義したルーティングを確認することができます

Viewを利用

コントローラーからViewを分離します

Railsを使ったアプリケーションを開発する場合、
モデル/View/コントローラと呼ばれるものが出てきます

モデル/View/コントローラは頭文字を取って
MVCアーキテクチャーと呼ばれるもので

〇アプリケーションをモデル(データを扱う部分)
〇View(ユーザーに見える結果を作る部分)
〇コントローラ(ユーザーからの要求を処理し、モデルやビューと連携を行なう)

に分割して作りあげるものです

これまで紹介してきたソースコードはこの概念から考えると

コントローラーで決まった文字列を表示する処理を
Viewを通さずに直接記述しました

しかし役割ごとにファイルを分けるMVC
の考え方からすると
この状態は望ましくないです

例えば 
〇View(ユーザーに見える結果を作る部分)
はデザイナーが担当!

〇コントローラ(ユーザーからの要求を処理し、モデルやビューと連携を行なう)
のコード変更はプログラマーが担当!

となると役割分担が明確になり
見た目もすっきりしチームでアプリ開発がしやすくなります

render メソッドの書き換え

コントローラーからビューを呼び出すには以下を書き換えます
image.png

users_controller.rb
class UsersController < ApplicationController
  def index
    # render plain:'Hello ceml!!!!'  
    #↑コントローラーで決まった文字列を表示する処理をViewを通さずに直接記述してた部分

    render template: 'users/index'
    #↑Viewとして呼び出される
    #app/views/users/index.html.erb が呼び出される
  end
end

Viewとして呼び出される 対象のindex.html.erbを探して変更してみます

image.png

文章は適当です申し訳ございません

index.html.erb
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <title>初めてのrailsアプリケーション</title>
</head>
<body>
<h1>rails<h1>


<h1>Users#index</h1>
<p>Find me in app/views/users/index.html.erb</p>

<h1> 解析ソフトつくりたい</h1>
<h2>電気</h2>
<p>写真はある</p>
<p>views は分離するといいぜ!見やすくなる!</p>

<p>以下のように計算もできる</p>
<p><%= 10 + 1%></p>

<p>実はusers_controller.rb で 読み込むviewsを指定しなくてもいい</p>
<p>これが設定よりも規約 のrailsの特徴!</p>

<h2>マーカー</h2>
<p>電気のマーカーが必要</p>

<h2>輝度</h2>
<p>電気の輝度が必要</p>

</body>
</html>

サーバーを起動して動作確認します
表示が確認できました!

rails s

image.png
文章がとてもひどいですが
htmlが使えることがわかりました!

設定よりも規約

実はusers_controller.rbファイルの
以下の部分はコメントアウトしても表示されます
#render template: 'users/index'

users_controller.rb
class UsersController < ApplicationController
  def index
    # render plain:'Hello ceml!!!!'  
    #↑コントローラーで決まった文字列を表示する処理をViewを通さずに直接記述してた部分
    #render template: 'users/index'
    #↑Viewとして呼び出される
    #app/views/users/index.html.erb が呼び出される
  end
end

これは規約が関係してるみたいです
例えば

app/views/users/index.html.erb

のルールは

app/views/コントローラー名/アクション名.html.erb

で表示される仕組みになっているからです

今回は rails g controller users index を実施したため

コントローラー名 = users

アクション名 = index

となります

コントローラからViewに値を渡そう

コントローラからViewに値を渡してみます
users_controller.rb ファイルに @num という変数を追加します
@num は インスタンス変数 となる クラスのインスタンスごとに保持される変数です

users_controller.rb
class UsersController < ApplicationController
  def index
    # @ をつけるとインスタンス変数になる
    # @num は インスタンス変数 となる クラスのインスタンスごとに保持される変数
    # インスタンス変数 は コントローラーの値を View に受け渡すことができる
    @num = 10 + 1 + 1 + 1 - 4
  end
end

Viewとして呼び出される 対象のHTMLを変更してみます
前回の文章がひどすぎたため調整してます

index.html.erb
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <title>初めてのrailsアプリケーション</title>
</head>
<body>
<h1>rails<h1>

<p>views は分離するといいぜ!見やすくなる!</p>

<p>以下のように計算もできる</p>
<p><%= 10 + 1%></p>

<p>インスタンス変数 は コントローラーの値を View に受け渡すことができる</p>
<p>以下がその例です!</p>
<p><%= @num %></p>

<p>実はusers_controller.rb で 読み込むviewsを指定しなくてもいい</p>
<p>これが設定よりも規約 のrailsの特徴!</p>

</body>
</html>

url を確認すると無事に表示されました

image.png

users_controller.rb で定義したインスタンス変数

@num = 10 + 1 + 1 + 1 - 4

index.html.erb のhtml.erb ファイルで

<%= @num %>

として表示されていることがわかります

ERBの記述ルール

ERB では <% %>で囲まれた部分をRubyのコードとして実行することができます

先ほどの例で使用した <%= %>のように =記号 
があると実行結果の戻り値を出力します

逆に =記号がない<% %> の場合は戻り値は出力せず単にRubyのコードとして実行されるだけです

#次回は model を作成します
Rails が提供するModelは、
原則としてデータベース上にある
テーブルと対応しており

テーブルのデータを簡単に操作する機能を提供します

↓興味のある方はこちらを参照願います

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