他の環境(DBなど)を構成して、まとめて動かそうとするとDockerのほうが都合がいいということで、試してみました。
対象者
- Apache Hop (データ統合プラットフォーム) を試してみたい方。
- データ収集、変換処理を試してみたい方。
- Dockerで動かしたい方。
前提環境
- Docker Desktopをインストールしている
手順の流れ
- Dockerのイメージをダウンロードする
- apache/hop-webを動かす
- apache/hopを動かす
Dockerのイメージをダウンロードする
コマンドプロンプト、ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行します。
サイズが2GBちかくあるので、時間がかかります。
GUIで変換処理を定義するのに必要
docker pull apache/hop-web
サーバ機能などを実行するのに必要
docker pull apache/hop
apache/hop-webを動かす
Docker DesktopのImagesタブでhop-webの再生ボタンを押下します。
Optional Settingsでコンテナ名、ポート、ボリュームを指定してRunを押下します。Dockerのイメージが起動します。
ボリュームは、ホストOSとDockerのイメージでファイル共有したいときに、自分の環境にあわせて割り当ててください。
Containers/Appsで実行したイメージが一覧にでてきます。
Open in Browerを押下します。
今回の例だと、以下のurlにアクセスします。
http://localhost:8080/ui
Hop WebのGUIの場合は、DokcerでWeb経由であるのでHop GUIをWindowsなどでjavaで直接起動した場合とは操作性、反応には違いがありました。今回試していいる1.2.0時点では、Javaで起動のGUIのほうが操作のレスポンスは良かったです。Hop Wepはおそらく今後改善されていくとは思いますが。
apache/hopを動かす
Optional Settingsでコンテナ名、ポート、ボリュームを指定してRunを押下します。Dockerのイメージが起動します。Optional Settingsに必要な設定を定義して起動します。ポートのLocal HostにはWebとは異なる番号を指定。
Containers/Appsで実行したイメージが一覧にでてきます。
Open in Browerを押下します。
ログイン画面出てきた場合には、デフォルトの場合には以下のユーザ名、パスワードでログインできます。
ユーザ名: cluster
パスワード: cluster
今回の例だと、以下のurlにアクセスします。Hopサーバの状態を確認できる画面が表示されます。
http://localhost:8081/
RestAPIでの変換処理の登録、実行管理、Webサービスの実行などができるようになります。時間があれば投稿してみます。
その詳細については、参考を参照ください。
参考