はじめに
FFmpegは強力な動画・音声処理ツールですが、Windowsへのインストールに戸惑う方も多いでしょう。この記事では、FFmpegを手動でインストールする方法と、簡単にインストールする方法の両方を紹介します。
目次
手動インストール
手動でインストールする方法は以下の通りです:
- FFmpegの公式サイトにアクセスします。
- "Download" セクションから、Windows用のビルドを選択します。
- 最新の安定版をダウンロードします(通常は "FFmpeg git-full.7z" というファイル)。
- ダウンロードした7zファイルを解凍します(7-Zipなどの解凍ソフトが必要です)。
- 解凍したフォルダを任意の場所(例:
C:\FFmpeg
)に移動します。 - システム環境変数のPATHにFFmpegの実行ファイルがあるbinフォルダのパス(例:
C:\FFmpeg\bin
)を追加します。
環境変数の設定方法:
- Windowsキー + Rを押し、「sysdm.cpl」と入力してシステムのプロパティを開きます。
- 「詳細設定」タブ→「環境変数」をクリックします。
- 「システム環境変数」の「Path」を選択し、「編集」をクリックします。
- 「新規」をクリックし、FFmpegのbinフォルダのパスを追加します。
- 「OK」を押して全ての画面を閉じます。
簡単インストール
手動インストールが面倒な場合は、以下の方法でより簡単にインストールできます:
- Chocolateyというパッケージマネージャーをインストールします。
- 管理者権限でPowerShellを開きます。
- 次のコマンドを実行してFFmpegをインストールします:
choco install ffmpeg
これで、FFmpegが自動的にインストールされ、PATHにも追加されます。
インストールの確認
インストールが完了したら、以下の手順で確認します:
- コマンドプロンプトまたはPowerShellを開きます。
- 次のコマンドを入力します:
ffmpeg -version
- FFmpegのバージョン情報が表示されれば、インストールは成功です。
おわりに
FFmpegは非常に強力なツールですが、Windowsへのインストールは少し手間がかかる場合があります。この記事で紹介した方法を参考に、ぜひFFmpegをインストールして活用してみてください。
質問やコメントがあれば、お気軽にコメント欄でお聞かせください。Happy coding!
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