注意事項: 2023年1月の投稿であり、現在はデモサーバは公開されてません。備忘録として投稿は残します。
対象者
- Apache Hop (データオーケストレーションプラットフォーム) を試してみたい方
- ローコードでデータ収集、変換処理を設計、実装を検討しているかた。
紹介したいこと
- 公式のHPでHop Webのデモサーバが公開されました。Hop Web (GUI) をすぐに試せるようになりました。(2023/01/03時点)
- GUIで、どんなふうに定義するのか、実行するのか、どんな部品があるのか、興味がある人がいらしたら、お試しみてほしいです。
- あくまでも一時的に試す環境で30分ごとにリセットされるような環境です。これを使ってみて興味もっていただけたら、ダウンロードして試してみてほしいです!
Apache Hopとは
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Apache Hop は オープンソースのデータ統合プラットフォームです。 ETL (Extract/Transform/Load) の開発ツール・実行エンジンです。
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日本Apache Hopユーザーグループのとりまとめの案浦さんの紹介動画
手順
- 公式のHPのURLにアクセスします。PCサイトでアクセスしてください。
- ページの中央にいくと以下のセクションがあるので、例えば、Hop Web (Latest release)のアイコンをクリックします。
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以下の画面が起動します。
samplesのプロジェクトが開いています。
もしも、違うProjectが選択されていたら、samplesをドロップダウンから選択してみてください。
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Welcomeダイアログをとじて、タブで開いてるデータ変換のフロー(パイプライン)を操作することができます。
- 以下のフォルダのアイコンをクリックすると他のサンプルのデータ変換の定義のファイルを開くことができます。
例えば、transformsフォルダに、以下のサンプルがあります。ファイル名から興味のありそうな、変換を探してみてください。
sort-rows-basic.hplを開くと以下のような定義が開きます。
サンプルの実行方法などは、以下のページの「サンプルの変換処理を試す」を参照ください。
まとめ
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公式サイトのデモサーバでHop Webを気軽に試せるようになったことを紹介しました。
これをみて、試していただき、Hopの可能性、魅力をかんじていただければ幸いです。 -
紹介したデモサーバはあくまでも一時利用を、お試しを目的としたものなので、ちゃんと使おうとおもったらJavaのバイナリ、Dockerなどでダウンロードして、環境構築して試されるのをお勧めします。
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著者は単なるユーザの立場でこの記事を書いてます。デモサーバの公開は、2023/01/03時点の状況です。今後の利用のされかたなどで、公開のされかた変わるなど可能性はあるかもしれません。ただし、この機会によってHopの魅力に気づいてくれたり、何か学びを得られるとよいと思っております。ここ最近のレビジョンのリリース情報を見る限り、Hopのプロジェクトとしては、ユーザもふえきて、新しい開発項目にチャレンジしていて、技術的に魅力のあるOSSだと思います。データ変換処理、ソフトウェア開発などにかかわっているかたは何かしら学びがあるのではないかと思います。
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Hopの開発、関係者の人たち、デモサーバの公開、ありがとうございます。2023年度もよろしくお願いします!
Hop Webが過去のレビジョンと比較すると、とても操作しやすくなっていて、びっくりしました。
参考