はじめに
エンジニアの日常では、技術記事を読んでいたり、ドキュメントを調査していたりする中で「これはメモしておきたい」と思う瞬間が数多くあります。そんなとき、いちいちメモアプリを開いて書き写すのは意外と面倒なもの。
「Google Keep Chrome 拡張機能」を使えば、右クリック一つで選択したテキストを即座にメモとして保存できます。この記事では、技術者の作業効率を上げるだけでなく、日常生活でも役立つGoogle Keepの拡張機能の活用法を紹介します。
⚠️ 注意事項
このGoogle Keep Chrome拡張機能の活用法は、あくまで個人的な情報収集を前提としています。会社での業務利用に関しては、必ず各組織のセキュリティルールや方針に従ってください。
- 会社の機密情報を扱う場合は、社内承認済みのツールを使用しましょう
- クラウドサービスへの情報保存には常にリスクが伴います
- 情報セキュリティポリシーに準拠した運用を心がけてください
本記事の内容を業務に適用する際の情報漏洩等については、筆者は責任を負いかねますのでご了承ください。
概要
- 拡張機能名:Google Keep Chrome 拡張機能
- 公式リンク:Chromeウェブストア Google Keep 拡張
-
できること:
- ページや選択テキストを右クリックで即Keepに保存
- URLもあわせて記録される
- タグやメモ追記もその場で可能
使い方
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Chromeに「Google Keep Chrome 拡張機能」をインストール
-
必要ならその場でコメントやラベルを追加して、メモを作成
-
作成したメモ一覧は以下のような画面で確認、検索、編集することができる。
技術メモ用途でのメリット
技術情報のメモ取りにおいて、この拡張機能は特に威力を発揮します:
- 技術記事・ドキュメントを読んでいて、ポイントだけ素早くメモできる
- URLも記録されるので、あとから出典にアクセスできる
- 「あとでまとめよう」と思って放置するリスクが減る
例えば、APIドキュメントの重要なパラメータだけを選択してメモしたり、エラーメッセージをそのままコピーしてトラブルシューティングの記録として残したりできます。
最近だとChatGPTなど生成AIでのやり取りで切りたい文章を整理する、遂行するときなど便利です。
// こんなコード例を見つけたとき、すぐにKeepにメモできる
fetch('https://api.example.com/data', {
method: 'POST',
headers: {
'Content-Type': 'application/json',
'X-Custom-Header': 'important-value' // この特殊ヘッダーが必要なことをメモ
},
body: JSON.stringify(data)
})
日常生活での活用例
技術的な用途だけでなく、日常生活でも活躍します:
- 役所や銀行の手続き注意事項をメモ
- 買い物リストや重要なセール情報の記録
- 旅行前にホテルや観光情報を整理
特に、「このセールは5月1日まで」といった期限付き情報を見かけたときに、すぐにメモできるのは便利です。
気づいたこと
この拡張機能を使い始めて気づいたポイントをいくつか共有します:
- 今までChrome右クリックメニューに出ていたのに気づいていなかった
- 特に「選択テキストだけ」をメモできるのが、意外と便利
- Keep自体が検索機能も強いので、メモが埋もれにくい
初めは「そんなに使うかな?」と思っていましたが、使い始めると「今までどうやってメモしてたんだろう?」と思うほど便利です。
まとめ
- 技術調査だけでなく、日常にもすぐ役立つ拡張機能
- 「選択して右クリック」というシンプルな操作で、メモのハードルが劇的に下がる
- まだ使っていない人は、ぜひ一度試してみてほしい
私自身、この拡張機能を活用し始めてから、散らばっていた情報をより効率的に集約できるようになりました。特にプログラミングの参考コードやトラブルシューティングのヒントなど、「後で必要になるかも」という情報を逃さずキャッチできるようになった点が大きな変化です。
みなさんも、メモ取りの効率化で、より充実した技術ライフや日々の生活を送りましょう!
参考情報
免責事項
- 本記事の作成にあたり、文章や図解の生成に生成AIを活用しました。最終的な編集と確認は筆者が行っています。
- 2025年4月時点での情報です。Google Keepの仕様、操作性等変更の可能性があります。