vscodeのアイコンをホバーしたところ、使用状況を確認できることに気づき、まとめてみた
はじめに
最近、GitHub Copilot の利用上限(Premiumリクエストなど)について話題になることが増えています。
「自分はどのくらいCopilotを使っているのか?」を知りたいときに、確認できる方法をまとめました。
個人利用からチーム・エンタープライズ利用まで、それぞれの確認手段を紹介します。
1. VS Code から確認
最も手軽なのは、VS Code の右下にある Copilot アイコンをクリックする方法です。
- 「Copilot の使用状況」として以下が表示されます
- コード補完の利用率
- チャットメッセージの利用率
- 上限リセット日
ステータスバーからすぐに見られるので、日常的な利用チェックに便利です。
2. GitHub Web から確認
より公式な利用状況を確認したい場合は、GitHub.com の「Your Copilot」ページを使います。
手順:
- GitHub 右上のプロフィールアイコンをクリック
- Your Copilot を選択
- 「Usage」セクションに Premium リクエストの進捗バーが表示される
ブラウザからアクセスできるので、IDEを使っていないときでも確認できます。
3. CSVレポートを取得する
さらに詳しい利用状況を確認したい場合は、CSVレポートをダウンロード可能です。
手順:
- GitHub → Settings
- Billing & Licensing → Usage
- Get usage report をクリックするとCSVファイルがメールで届く
このレポートには最大45日分の利用データが含まれており、Excelなどで分析可能です。
組織利用の場合、管理者は全体の利用状況をまとめて把握できます。
4. 企業・チーム利用の場合
Copilot Business / Enterprise プランを利用している場合は、管理者向けの確認方法も用意されています。
- エンタープライズ設定 → 課金 → Copilotタブ で利用状況を確認可能
-
Metrics API を使うと
- 日ごとの提案数
- 受け入れ数
- アクティブユーザー数
- 使用エディターや言語別の内訳
など詳細データを取得できます
大規模チームではダッシュボード化して活用する事例もあります。
まとめ
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個人利用
- VS Code 右下のアイコン → 手軽に利用状況を確認
- GitHub「Your Copilot」ページ → Premiumリクエストの進捗バー
- Billing & Licensing → CSVレポート → 詳細分析に活用可能
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チーム利用
- 管理者はエンタープライズ設定から利用状況を確認
- Metrics API でさらに細かい可視化・分析が可能
まずは、手元のVS Codeの右下アイコンをクリックしてみるのがおすすめです。
最新情報は公式情報を確認してください。
参考情報