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SVGAdvent Calendar 2024

Day 2

AIで生成したSVGをFigmaで編集する方法

Last updated at Posted at 2024-11-04

はじめに

AI(ChatGPT, Claudなど)で生成したSVGは、そのままでは使いづらいことが多いです。Figmaを使えば、生成されたSVGを通常のベクターレイヤーとして編集できます。この記事では、SVGファイルをFigmaに取り込んで編集し、最適化して書き出すまでの基本的な流れを解説します。

image.png

SVGをFigmaで編集できるようにする

インポート方法

  1. ドラッグ&ドロップ

    • SVGファイルをFigmaのキャンバスに直接ドロップ
    • 複数ファイルを一度にドロップ可能
  2. メニューからインポート

    • File > Import files(⌘/Ctrl + Shift + K)
    • Place image/videoボタンをクリック
  3. コピー&ペースト

    • SVGファイルの内容をクリップボードにコピー
    • Figmaに直接ペースト

image.png

例えば、カレーの作り方の手順のSVGをインポートしたときの様子。

image.png

グループ解除で要素ごとに編集できるようになる。

インポート後の状態

重要:インポートされたSVGは通常のベクターレイヤーとして編集可能になります

  • パスの編集
  • カラーの変更
  • サイズ調整
  • 各要素の選択・移動
  • エフェクトの適用

基本的な編集操作

レイヤーの選択

  • ダブルクリックで個別のレイヤーを選択
  • 左のレイヤーパネルから選択
  • 複数選択:Shift + クリック

よく使う編集機能

  • サイズ変更:トランスフォームコントロール
  • カラー変更:カラーピッカー
  • パスの編集:ベクターツール
  • グループ化/解除:⌘/Ctrl + G / ⌘/Ctrl + Shift + G

SVGの書き出し

基本的な書き出し

  1. 要素を選択
  2. 右パネルのExportセクション
  3. Format: SVGを選択
  4. Export選択範囲をクリック

image.png

エクスポート設定のポイント

  • Include "id" attribute

    • SVGの識別子を含める
    • 開発時の操作に有用
  • Outline stroke

    • ストロークをアウトライン化
    • 表示の一貫性を保つ

一括エクスポート

  1. 複数要素の選択
  2. エクスポート設定
  3. Export allで一括書き出し

まとめ

  1. SVGファイルはFigmaに簡単にインポート可能
  2. インポートすると通常のベクターレイヤーとして編集可能
  3. 必要な編集を加えた後、最適化してSVGとして書き出せる

この基本的な流れを押さえておけば、AIで生成したSVGを編集する効率があがります。一般的な技術記事作成、勉強会の資料作成などで活用できそうです。オンラインで作業できるので、出先の環境でも作業できそうです。

参考リンク

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