VBScript で Excel ファイルの「ウィンドウ枠の固定」をしている位置を取得する

Excel VBA でウィンドウ枠の固定位置を取得したい場合、Web で検索すると ActiveWindow の SplitRow と SplitColumn を利用する方法か ScrollRow と ScrollColumn を利用する方法のいずれかがヒットします ¹。

しかし VBScript（Excel.Application 経由）で同メソッドを使用すると、期待した値が返ってこないケースがありました。

仕方なく私は ActiveWindow.Panes(1) つまり分割されている左上の領域の情報も利用して、次のように取得しました ²。

Dim rw, cl
With xlsObj.ActiveWindow
    If 1 < .Panes.Count() Then
        rw = .SplitRow + .Panes(1).ScrollRow
        cl = .SplitColumn + .Panes(1).ScrollColumn
    Else
        ' ウィンドウ枠の固定や分割がされていない
        rw = 0
        cl = 0
    End If
End With

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1. ちなみに後者を利用します。前者は A1 セルが見えていない状態でウィンドウ枠の固定を行うと期待した値が返らないためです。 ↩

2. このサンプルでは説明を簡略化するため Excel ファイルを開くなど、一部の処理を割愛しています。 ↩