よく使いそうな標準データ型を扱うオブジェクトをまとめます。他の、構文などは今回はまとめません。
##文字列操作 Stringオブジェクト
メソッド | 概要 |
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slice(A,B) | 文字列からA+1 ~ B文字目を抽出 |
split(str,[lim]) | strの文字で文字列を分割し、その結果を配列として取得、limは最大分割数 |
toLowerCase() | 小文字に変換 |
toUpperCase() | 大文字に変換 |
concat(str) | 文字列の後方にstrを連結 |
trim() | 文字列の前後から空白を削除 |
length | 文字列の長さを取得 |
##数値を操作する Numberオブジェクト
無限大やNumberで表せる最大値などのプロパティもある。今回はメソッドのみまとめる。
メソッド | 概要 |
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toFixed(dec) | 小数点第dec位になるように四捨五入 |
toPrecision(dec) | 指定桁数になるように変換(足りない場合は0で補足) |
parseFloat(str) | 文字列を小数点数に変換 |
parseInt(str) | 文字列を整数に変換 |
##基本的な数学演算の実行 Mathオブジェクト
メソッド | 概要 |
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abs(num) | 絶対値 |
max(A,B,...), min | A,B,..の中での最大値(最小値) |
random() | 0~1未満の乱数 |
PI | π |
三角関数(num) | 三角関数系 |
##配列操作 Arrayオブジェクト
メソッド | 概要 |
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length | 配列のサイズ |
toString() | [要素,要素,..]の形式で文字列に変換 |
entries(),key(),value() | 全てのキー/要素のそれぞれを取得 |
concat(ary) | 指定配列を現在の配列に連結 |
slice(A,B) | 配列ないのA〜B番目の要素の抜き出し |
pop() | 配列末尾の要素を取得し、削除 |
push(A,B,...) | 配列末尾に要素を追加 |
shift() | 配列先頭の要素そ取得し、削除 |
unshift(A,B,...) | 配列先頭に指定要素を追加 |
reverse() | 逆順に並び替え(反転) |
sort() | 要素を昇順に並び替え |
##日付・時刻 Dateオブジェクト
Dateオブジェクトは必ずnew でコンストラクターを経由する必要がある。
Dataオブジェクトの値を変更するには、setXxxxメソッドにすれば良い。
メソッド | 概要 |
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getFullYear() | 年(4桁) |
getMonth() | 月(0〜11) |
getDate() | 日(1〜31) |
getDay() | 曜日(0:日曜〜6:土曜) |
getHours() | 時(0〜23) |
getMinutes() | 分(0〜59) |
getSeconds() | 秒(0〜59) |
日付などの加算・減算については値を超えたとしても先月に戻るなど自動でよしなにしてくれる |
##よく使う機能 Globalオブジェクト
メソッド | 概要 |
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isFinite(num) | 有限値かどうか |
isNan(num) | 数値でないかどうか(Not a Number) |
Number(val),String(val) | 数値形、文字列形に変換 |
parseFloat(str),parseInt(str) | 文字列を不動小数点・整数値に変換 |