UbuntuでもAlt+`を入力ソースの切り替えキーに設定したい
重複ショートカットの削除
一般的にWindowsマシンで英語配列キーボードを使う際はAlt+`が全角/半角キーの役割を果たしますがUbuntuでこれを
やろうと思うとすでに重複しているショートカットが設定されておりデフォルトのままではウインドウの切り替えショートカットが優先して実行されてしまいます。
そこでCompiz Config 設定マネージャーをインストールして設定を弄ります
$ sudo apt install compizconfig-settings-manager
次にデスクトップ>Ubuntu Unity Pluginにチェックを入れてからクリックします
次に上から5番目にある "Key to flip through windows in the Switcher"をクリックします
ここでポイントなのは既に無効となっていますがなぜか実際には有効なので改めて適当なキーを入れてから一旦有効にしてからまた無効に
するという動作が必要になってきます。
ここまでやって初めてalt+`のショートカットの重複が無効化できます
ショートカットの設定
あとは入力ソースの切り替えショートカットを自分で設定するだけです
ubuntuではibusとfcitxの二大インプットメソッドフレームワークが存在し16.04はでapt-getコマンドでインストールすればfcitxも普通に
使えますが今回はibusで行います。
設定>地域と言語から入力ソースを英語(US)と日本語(Mozc)にします
最後に設定>キーボード>ショートカットから”次の入力ソースへ切り替える”のショートカットをalt+`に設定します
これで入力ソースの切り替えが一応alt+`で可能なはずですが僕は念の為再起動しました
おまけ
今までLinux機は英語配列ではなく日本語配列でやってたのでこの現象には大変悩まされました・・・またUbuntu機の環境を構築する機会もあると思うので自分用の手順書も兼ねて記事を書きました。
多分手順は抜けてないはずですがなんかミス等ありましたら御一報のほどよろしくお願いします。
追記
Gnomeデスクトップ環境だとこれだけだとうまくいきませんでした.
設定>キーボード>ショートカット>ナビゲーション>"ひとつのアプリケーション内のウィンドウを切り替える"の設定が見かけ上無効になってたので一旦デタラメなショートカットを有効にしてから,無効にしてまた再度先ほどの手順を繰り返したら動くようになりました....一回沼にハマるとなかなか大変なので気をつけてください(2018/12/03更新)