Sassとは
- CSSの記述を楽にするためにCSSの記法にいくつかの機能を足したもの
- 変数・計算式
- セレクタのネスト
- mixinと呼ばれる関数
- extendと呼ばれるセレクタの継承
- YAMLのような字下げで書いていく
- HAMLと言うらしい
SCSSとは
- Sassのバージョンアップ時に追加された記法
- ネストなどがわかりやすくなった
- プログラマーに非常に優しい
Compassとは
- Sass(SCSS)の関数(mixin)を集めたもの
- CSS3のベンダープレフィックス付きのスタイルが簡単に書けるようになる
- CSSのResetも簡単に行える
Sass(SCSS)のメリット・デメリット
- メリット
- プログラマブルに書いていける
- 変数などを利用し、一括で値を変更することが可能である
- 関数(mixin)を利用して面倒な書き方を簡略化することが可能である
- セレクタの継承を利用し、見やすく、かつ、コード量が少ない書き方が可能である
- 複数ファイルに分けておき、開発時には見やすくコンパイル時には1ファイルに、ということが可能である
- デメリット
- Sass(SCSS)のコンパイル環境が必要である
- Sass(SCSS)に対応したエディタ(統合開発環境)を用意した方がいい
要するに
Sass(SCSS)はプログラマーにとって習得レベルは低く、書きやすいものなので、使っていこう!
ただ、CSSそのものではないので、対応する統合開発環境は欲しいし、そもそもコンパイルする環境が必要…
Sass(SCSS)コンパイル環境の構築
Windowsの設定
- Dドライブがあるものと想定し、Dドライブ直下に「server」ディレクトリを作成する
- 7-Zip をインストールしておく
Rubyのインストール
- RubyInstaller for Windows から最新版のRubyをダウンロード。
- ダウンロードした「7z」ファイルを解凍する。
- 解凍したディレクトリ名を「ruby」へと変更する
- Rubyへのパス(ここでは「D:\server\ruby\bin」)を環境変数に設定する。
- Pathを確実に反映させるため、再起動する
- Rubyがインストールされていること、Pathが反映されていることを確認する
Gemアップデート
- コマンドプロンプトを立ち上げ、「Gem」をアップデートする
参照:Gemのアップデート
gem i rubygems-update update_rubygems gem pristine --all
Sass(SCSS)インストール
- コマンドプロンプトを立ち上げ、「Sass」をインストールする
gem install sass
Compass インストール
- コマンドプロンプトを立ち上げ、「Compass」をインストールする
gem install compass
インストール確認
- Sass確認
sass -v
Sass 3.3.8 (Maptastic Maple)
- SCSS確認
scss -v
Sass 3.3.8 (Maptastic Maple)
- Compass確認
compass -v
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