概要
New Relicのユーザーを管理する際に、各グループのユーザー管理は各グループに任せたいと考えたことは無いでしょうか?特に関係する部門が多かったり、ユーザー数がそもそも多いと、ユーザー管理が負担になることもあるかと思います。
New Relic アップデート(2023年11月)の中で、ユーザー管理の権限を各ユーザーグループに移譲できるようになったというアップデートがあるので試してみます!
このアップデートの詳細はこちら
New Relic アップデート(2023年11月)
New Relic アップデート
公式ガイドはこちらになります。
概念
これまでは、下図の様にグループが複数別れていても、全体で一律ユーザーを管理していましたが、、、

ユーザー管理の権限を各ユーザーグループに移譲できるアップデートが出てきたので、下図の様に各グループを管理するためのグループを作成して、そのグループのメンバーに各グループのユーザー管理を任せられるようになっています!

事前準備
管理されるグループを1つ用意してください。
以降は、このグループを [Team A] として進めていきます。
グループの作成方法は下記を参照ください。
手順
1. Team Aを管理するグループを作成
Administration > Access Management > Group で [Create new group] をクリックします。
グループ作成の詳細画面で、グループ名、認証ドメイン、メンバーを設定します。

また、Group RolesでGroup Adminを設定し、管理する対象となるグループを設定し、

Administration settingsのAuthentication domain settingsで"Add Users"を設定します。

Saveボタンをクリックして、Team Aを管理するグループを保存します。
2. Team Aを管理するグループの動作を確認
それでは、Team Aを管理するグループのユーザーでNew Relicにログインして、実際にどの様に管理できるか試してみます。
管理者グループのユーザーでログインして、Administration > Access managementを開くと、管理対象のTeam Aのグループを確認することができました。Team Aをクリックした先の画面で、グループへのユーザーの追加削除が可能です。
まとめ
ユーザー管理の権限を各ユーザーグループに移譲する機能を試してみました!
組織が大きく分かれているときなどはぜひ試してみてください。
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New Relic アップデート(2023年11月)
New Relic アップデート
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