私がこれまでに読んだ本の中からざっくり紹介します。計5冊あります。
#1. バーチャルリアリティ学
バーチャルリアリティ学です。日本バーチャルリアリティ学会が出しています。2011年の本なので内容が少し古くなっている部分もありますが、VRの歴史や考え方、技術について学問的な視点から幅広く学べる一冊です。
バーチャルリアリティ学会が、ほぼ毎年この本を教科書とした「VR技術者認定試験」を行なっており、こちらもおすすめです。以下のサイトで今までの過去問も公開されいてます。
https://vrsj.org/events/seminar/
#2. トコトンやさしいVRの本 (今日からモノ知りシリーズ)
東京大学バーチャルリアリティ教育研究センターが出している本です。「バーチャルリアリティ学」をよりわかりやすく、より一般の人向けに内容を絞って書いた感じになっています。
2019年2月初版発行のわりと最近の本なので、最近の研究や技術、IVRCについても触れられています。
#3. いずれ老いていく僕たちを100年活躍させるための先端VRガイド (星海社新書)
東京大学の廣瀬通孝先生の本です。廣瀬先生は日本のVR研究の第一人者で、この本ではテレイグジスタンスによる介護ロボットやライフログ、VRを使った高齢者の雇用など、VRが社会のどのような場面で使われ役に立つのかについて書かれています。
#4. VRが変える これからの仕事図鑑
赤津慧さんの本です。
VRが様々な業界でどのように使われているか、また今後使われうるかについて書かれています。
バーチャルユーチューバー響木アオちゃんの会社の人が書いている本で、わりとエンタメ業界寄り、一般の人に関係があるような内容になっています。
#5. ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ (星海社新書)
VRエヴァンジェリストのGOROmanさんの本です。
前半がGOROmanさんの自伝的な内容で、後半はVRを普及させるにはどうしたらいいかや、VRが普及した世界の未来予測のようなことが描かれています。
以上です。他にもVRに関する本を読んだら随時追加するかもしれません。(最終更新:2020/5/7)