はじめに
Zabbixをインストールする用のAlmalinuxを作成します。
※ Zabbixとは、オープンソースの統合監視ツールです。
前回は手順書を作成しなかったので、自分への備忘録も兼ねて書きます。
用意するもの
PC
どのようにマシンを運用するかによってスペックは変わります。
今回はZabbixを運用するだけなので、要求されるスペックはそれほど高くありません。
なので、余っている中古のノートPCを使用します。
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Core i5-8250U CPU @ 1.60GHz |
Memory | 8GB |
Storage | SSD 256GB |
SSDは予めフォーマットしておくのを推奨します。
USBメモリ(フラッシュドライブ)
Almalinuxのブート用に使います。私は32GBのものを用意しました。
USBメモリに元々入っていたデータは全て消えるので注意してください。
Almalinuxをダウンロードする。
Almalinuxをダウンロードしてきます。
私は、前回使ったISOファイルがあったのでそれを使用します。
バージョンは9.2でした。
RufusでブータブルUSBメモリを作成する。
ダウンロードが終わったら、Rufusを使います。持っていない方はインストールしてください。
起動すると、デバイスでUSBメモリを選択してください。
ブートの種類では、「選択」を押して、先ほどダウンロードした、AlmalinuxのISOファイルを選択してください。
USBメモリに元々入っていたデータは全て消えるので注意してください。
「スタート」を押すと始まります。
ポップアップが出てくると思いますが、「ISOイメージモードで書き込む」を選択してください。メニュー下部の緑のゲージが最後まで進行すると完了です。
Almalinuxをインストールする。
作成したUSBメモリをマシンに接続して、PCを起動します。
USBでのブートを可能な状態にしておいてください。BIOSの設定はメーカーによって違うので、「メーカーの名前+USBブート」で検索すれば設定方法が分かります。
USBでPCがブートされます。
真っ黒な画面に"Install Almalinux 9.2"と表示されたので選択し、インストールを開始します。
言語選択
まず初めに言語選択の画面が表示されます。
好きな言語を選んでください。
インストール概要
ここでは、
- インストール先の選択
- 時刻と日付の選択
- インストールするソフトウェアの選択
- rootユーザーのパスワードの登録
- user名とパスワードの登録
- ネットワークの設定
を行いました。
私は予めSSDをフォーマットしていたので、ここでフォーマットを行う必要はありませんでした。
設定が完了すると、右下の「完了」ボタンを押して、インストールを開始します。
インストール完了
インストールが完了すると、再起動します。
再起動が終わると、Almalinuxのログイン画面が表示され、先ほど登録したユーザーのパスワードが求められます。
これでインストールは完了です。
参考
次回
次回はAlmalinuxにZabbixをインストールしていきたいと思います!