はじめに
※2025年6月時点での情報です。
SIer企業所属の新卒3年目のセキュリティ・クラウドエンジニアが、CompTIA Security+(SY0-701)に合格するためにやったことをまとめてみます。
執筆時点での取得済み資格(時系列昇順)
・基本情報技術者試験(2022年12月)
・AWS Certified Cloud Practitioner(2023年8月)
・Microsoft Certified: Azure Fundamentals(2023年10月)
・AWS Certified Solutions Architect - Associate(2024年2月)
・情報セキュリティマネジメント試験(2024年5月)
・Python 3 エンジニア認定基礎試験(2024年7月)
・日本商工会議所簿記検定試験3級(2024年11月)
・応用情報技術者試験(2024年12月)
・AWS Certified AI Practitioner(2025年6月)
・CompTIA Security+(2025年6月)
前提
・大学では電気電子情報工学系の学部に所属しており、
ITの基礎全般についていろいろ学んでいました
・SIer企業に新卒で就職し、ITインフラ系の部署で
主にセキュリティ・クラウド分野の仕事をしています
・情報セキュリティ系の資格として、
「情報セキュリティマネジメント試験」を以前に取得しています
やったこと
勉強時間:約15時間
インプット:なし
アウトプット:Udemy問題集×6周、TAC模擬試験×4周
インプット
以下の理由から、今回インプットは省略していきなりアウトプットに取り掛かりました。
・大学で学んだことや普段の仕事内容から、情報セキュリティの基礎知識が
ある程度身に付いている(と思う)
・以前「情報セキュリティマネジメント試験」を受験するにあたって、
情報セキュリティの基礎知識をひと通り勉強したことがある
アウトプット
アウトプットとして、以下の問題集・模擬試験に取り組みました。
・Udemy:【2025年版】SY0-701対応版 CompTIA Security+ 模擬問題集
演習テスト(4択問題80問で構成)が3回分収録されており、これらをそれぞれ6周ずつ解きました。
収録されている問題数にボリュームがあり、まずはこれらを繰り返し解いて間違えた問題を復習していくことで、CompTIA Security+に出てくる問題の分野や言い回しに慣れることができたと思います。
・TAC:Security+(SY0-701)Web模試
模擬試験(4択問題90問で構成)が2回分収録されており、さらに分野別問題集モード(模擬試験の内容から出題)や、パフォーマンスベーステスト対策問題も提供されています。
パフォーマンスベーステスト対策問題も含まれていることと、Udemyの問題集と若干違った内容の4択問題が収録されていることから、UdemyとTACの両方の問題を解いた方がよさそうだと思います。
試験本番
テストセンターで受験し、約50分で解き終えました。
問題を解き終えた後アンケートに回答し、その場で試験結果が表示されました。
結果
結果は777/900点で合格でした。
結構ギリギリでの合格でしたが、問題集による学習のみでも十分に対応可能な難易度だと感じました。
おわりに
CompTIA Security+の勉強を通して、情報セキュリティ全般の基礎知識を再確認することができました。
出題内容は異なりますが、体感難易度的には情報セキュリティマネジメント試験に近いレベル感だと思いました。情報セキュリティ全般に関する基礎知識を学びたい方にオススメかと思います。