はじめに
DX(デジタルトランスフォーメーション)についての概要を大まかに把握するための内容です。
DTではないの?
デジタルトランスフォーメーションはDXと表記されています。
Digital Transformation
なのですが、transという単語がラテン語由来で意味としては「変える」「超える」を含み、cross=Xという「横切る」「交差する」意味を含む単語と同義としてされているようです。
そのため[ DT ]ではなく、[ DX ]と表記されています。
DXとは?
2018年に経済産業省が推進提言
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス,ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織,プロセス,企業文化,風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
としています。
「社会の激しい変化に対応していくために、デジタル技術を使って変革を起こしていくこと」
と捉えると少し把握しやすいのではないでしょうか。
なぜDXを進める必要が?
推進提言する理由は「2025年の壁」といわれるものがあります。
DXを進められないと、2025年以降に大きな経済損失が発生することが予測されるため。
長年稼働しているシステムのサポート期間の終了時期等がこの年に該当。
・ITシステムの老朽化をはじめ
・サイバー攻撃のリスクの増大
・レガシーシステムのブラックボックス化(限られた人しか業務プロセスを把握していない)
・IT人材不足など、様々です。
DXにおける大きな影響を及ぼした一例として、
・LINEアプリ
・YouTube
・Ubereats
・リモートワーク
・ペーパーレス化
・ECサイト(有名なものですとAmazonや楽天等)
がイメージがつきやすいでしょうか。
コロナの影響も大きく関係したことで進んだ背景もあります。
DX要素の技術では「A・B・C・D」のカテゴリ分けをして捉えていることもあるようです。
・AI(人工知能)
・ビッグデータ
・クラウド
・データ統合
引用元サイト↓
最後に
他にもたくさん技術や要素などはありますが、少しでもDXの全体像,大枠が捉えられるような内容であればと思いまとめてみました。