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はじめに

前半後半に分けて、インフラエンジニアとして就職した現在に至るまでの考え方や、経緯を自分なりに整理することを目的として投稿します。
こんな人もいるんだなあと読んでいただけましたら幸いです。
[前半]の記事では就職してから働く上での個人的に大事にしていた考え方、飲食業界の一人の店長という立場においてのマネジメントの捉え方について記載しています。

[後半]では、退職してから主に自己分析ついて、と今現在の心境を記載していきたいと思います。

自己分析・利用したもの

退職してから、自分の今までを棚卸し(振り返ったり、長所短所はなにか、etc…)したことがなかったのでそれからやってみることにしました。

何を使って自己分析したらいいのだろうといろいろ探していました。
転職サイトの自己分析のツールやストレングスファインダーなども使用したりしましたが、いまいちピンとこないことから、自分でも気づいていない本質を把握したいと感じていました。
ジョハリの4つの窓でいう自分が気づいていない部分にあたるところです。

いろいろ試した中で私にあっていた、腑に落ちたものとして主に利用したものはこちらです。↓


世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
著者:八木仁平

中田敦彦さんがyoutubeでも動画で説明されているものがありますし、著者本人がyoutubeで説明されておりますので合わせてご覧いただくと理解がしやすいかと思います。

かいつまんだ内容をお伝えしますと、
まず自己分析(=自己理解と表現されています)は方法としてロジックに乗っ取り、ワークシートを用いて行います。
幼少期の体験などから形成されている無意識の価値観などをいろんな角度、視点から質問されることで導き出すような内容になっています。
ワークシートを用いて主軸となる3つの「大事」「得意」「好き」なことから「やりたいこと」を見つけるといった流れです。

著者のいう「大事」×「得意」×「好き」→「やりたいこと」のそれぞれの単語の意味合いは、世間一般的な意味合いとは違う角度からの捉え方と意味を持ちます。

意味合いを理解した上で取り組むことが著者、読み手自身がたどり着きたい内容に近づける。と私は感じましたので単語の意味通りに捉えないようご注意していただく必要があるかと思います。

それぞれ約30問くらいの質問に答えながら行う3つの主軸のワークシートと他にもいくつかワークシートを使用しました。


自己分析をしてみて

利用した本自体の説明は簡単にここまでとさせていただきますが、
プログラムとして面談なども受付されているのですが、私自身は本の内容と様々なツール(当時はLINEアプリでの登録等でワークシートの特典をいただいていました)を利用して実施しました。

私個人としては、実施してでてきた内容にふわっと捉えていたことが確信をもてたりすること、納得できる内容として終えることができたので、プログラムとしての面談を依頼するまでには至りませんでした。

実施するにあたり、たくさんの時間が必要でした。私の場合は退職後に休養にあてながら行いましたが数カ月かかりました。
こちらは人それぞれ生活の時間が異なるので一概に早い遅いは気にする必要はないかと思います。
自分に対して向き合うことを今までしてこなかったので、直視することがうまくできず、苦しくもあり中々進めることが億劫でした。

自分の様々な気持ちに対して、それが
なぜそう思ったり感じたりするのか?」
を分解したり、深く考えたりすることがなかったので。
特に嫌なことや苦手なことの内容に対しては、向き合うこと自体も苦しい。


自己分析の結果

自己分析をしてみて何かが変わったかというと、私にとって大きく変わったことは「自分という人間に対しての捉え方」でした。
例えばなのですが「〇〇でなければならない」「できない自分はダメなんだ」と悪い意味で追い込む考え方が強い傾向にありました。
そんな自分のままでもいい、無意識にする考え方などの「」を無理やり変えることに注力しなくていいと捉えるようになりました。

無意識にしてしまうこと、気になることを変えることは難しいこと。
その部分において苦しいことがあるのならば、環境で改善できるかを考えることが私にとっては発見できたことでした。
自分の考えややり方に固執してしまう、固定概念が強い傾向にあるので、自分のことを受け入れて他(環境)の手段がないか視野を広く持って考えることが必要なのだと。

悪い意味で追い込み捉えることによって自分のことを見ているようで見ておらず、その自分を冷静に見るために「助けを求める」「自分の気持ちや意見を伝える」ことをやっていこうと見つけられました。

自分が大切にしている価値観(無意識にしてしまうことや気になること)や、仕事においての考え方の軸を改めて短い単語で言語化し、把握することで再確認して確信を持ったり、発見につながりました。

自分のことをわかっているつもりで、隠したり、見ないようにしているのも自分自身なんだなぁと強く感じました。

どのような状況でも、自分のことを時間をかけて見つめることはなかなか難しいかと思いますが、自己分析を自身にあったもので実施することによって気持ちの変化が良くも悪くもでてくると思います。
私にとっては利用した本の方法が今まで実施してきた自己分析とは違った内容を発見することができたので、もちろん嫌な気持ちになることもたくさんありますが、やってよかったと感じています。
気づけなかった良い部分も見つけることもできました。

自己分析は就職活動において必要な過程ではありましたが、仕事に対してだけでなく今の自分の状態を把握したい、何を大事にしているのかを把握したい、という目的のために行いました。


二度目の就職とこれから

人生二度目の就職において、採用をいただいた現在の企業に就職しまいます。
前職での経験も経てIT業界の興味を持ちましたが、何から把握していけばいいのかと思っていたところ「ITパスポート」から手を付け始めました。
IT業界でない企業でも社員へのITパスポートの教育をしているところが増えてきているのもあるというのを知り、概要から学んでいこうと考えたためでした。

いざ参考書を購入し勉強を進めていきましたが、見慣れない聞きなれない単語、横文字、英語…何のことを言っているのかさっぱりでした。
何度も読み返して、ネット検索で調べながら進めていきました。

わからない単語を調べた先に、さらにわからない単語が出てきて、そのまた中にわからない単語があって…と終着点がないと常々感じていました。
IT業界に限らずどの分野でも同じことかもしれませんが、深堀りしていくと
そもそも最初は何がわからなくて調べていたんだっけ?」となることがありました。

焦らず、まずは概要を把握することを優先にして掴めた時に深堀していくほうがいいのかなという心持ちで現在も勉強に取り組んでいます。
私は身近にあるネットワーク周り(ルーター、Wi-Fi、ISP)をはじめとするテクノロジ分野の学習から始めていきました。

入社後の研修期間でもわからない単語がどんどんでてきて必死な状態ではありましたが、「そういう仕組みがあるのか!」「そんなことが機能として行われているのか!」と知っていくことが面白くも感じていました。

ふと必死な状態でいっぱいいっぱいになった時、自己分析で行ったことをもう一度確認してみると、「そうだった、自分はこういう人だった、自分はこれを大事にしていたんだった!これが目的だったんだ!」と立ち返れるものとして利用できることができました。
前職では立ち返れるものが当時の自分にはなく、迷ったり悩んだりしたときに解決法とまでは言わなくても気持ちを整理することができないでいました。
また、家族との関係も悪かったというわけではないのですが、自分に立ち返れるものを利用して自身の状態を把握した上で接することで、関係をよくすることにもつながることがあるなとも感じることが多くありました。

最後に

何のために自己分析をして、どのように利用していくのか

自分の軸を再確認するために自己分析を利用する

自己分析して終わり、だともったいなと思いますし、継続して捉えることに意味があるのかなと個人的には考えています。
自己分析をする目的や理由は人それぞれだと思いますが、この記事が一つの手法として知っていただければ嬉しいです。

これからエンジニアとしてさまざまな経験を積んだ先に、前職での経験から得たマネジメントの考え方や、自分を見失わず立ち返れるもの(自己分析)がどのように利用できていけるのかは試しながら望んでいきたいと思う現状です。
漠然とした不安がないわけでもないですが、そういう自分もいるんだと、追い込まずに受け入れていきたいです。
また、完全未経験者の一つの事例として参考になれば幸いです。

思うがままに自分なりに整理することを目的として心境を綴りましたが、
今後仕事をしていく上でも定期的に学んだことを記事として投稿していこうとも考えています。

Qiitaではたくさんの方々の記事があり内容も幅広いので、様々な状況の方々がどのような過程を経て何を学んでいったのか、気持ちも含めて知ることができるので、このようなツールがあることは右も左もわからない未経験の私にとっては有難いと強く感じます。
今後自分と同じような未経験の方々が、少しでも参考になれる人物になりたいとも思います。

ここまで長文読んでくださりありがとうございました。

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