授業でユーザーとグループのとこがわかりにくかったので自分用にメモ
ユーザー名とユーザーID
ユーザーに割り当てられている固有のID番号:ユーザーID(UID)
- UIDを確認するにはidコマンドを使う
- ユーザー名とUIDが格納されているのは
/etc/passwd
UIDの確認方法
$ id ユーザー名
ユーザーの種類
管理者(root)ユーザー
別名:スーパーユーザー , root
ホームディレクトリ:/root
Linuxのインストールやセッティング,アプリケーションのインストールなどのシステム全体の制御する権限を持つ
rootユーザーの利用方法
ユーザー名なし → rootユーザーに切り替え
$ su -
ユーザー名あり → 指定したユーザーに切り替え
$ su ユーザー名
一般ユーザー
ホームディレクトリ: /home/ユーザー名
システムプログラムなどを実行するためのユーザー
ログインしているユーザーを確かめる
$ who
ユーザー、グループの管理
グループとは?
ユーザーをまとめて管理するための機能
- すべてのユーザーは何らかのグループに所属しなければならない
- 複数のグループに所属できる
- ユーザーを作成すると、自動的ユーザー名と同じ名前のグループが作られる(プライマリグループ)
所属グループの確認方法
$ groups ユーザー名
1.ユーザーを作成する
ユーザーの作成
# useradd ユーザー名
オプション | 内容 |
---|---|
-g , -G | プライマリグループ、セカンダリグループを指定 |
-m | 同時にホームディレクトリを作成 |
-D | ユーザー作成時のデフォルト設定を表示 |
2.パスワードを設定する
- 作成したユーザーには必ずパスワードを設定する必要がある
- パスワードが格納されているのは
/etc/shadow
パスワードの設定
# passwd ユーザー名
3.グループを作成する
- グループ情報が格納されているのは
/etc/group
- ユーザーのプライマリグループは
/etc/passwd
の第4フィールドに
GID(グループID)で書かれている
グループを作成
# groupadd グループ名
4.指定したユーザーを、指定したグループへ参加させる
ユーザーの情報を変更
# usermod -G グループ名 ユーザー名
5.ユーザーの削除
-rを指定することで同時にホームディレクトリも削除してくれる
# userdel [-r] ユーザー名
6.グループの削除
# groupdel グループ名