2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

macOS Big Surでタイムスタンプを入力するサービスをAutomatorで作成する方法

Last updated at Posted at 2021-01-24

1.動機
この記事はメモやメールなどの文章入力時にその時の日時(例:20210124Sun_1802)を入力する機能について記述します。
議事録や自分の日記などの日時を入力する際に、アプリのタイムスタンプの機能を使うことなく、自分で設定したキーボードのショートカットで日時を入力する機能をAutomatorのクイックアクション(Catalinaまではサービス)で行うことを記述しています。

最近(2021年1月)M1搭載のMacbook Airに更新したのですが、OS搭載のAutomatorの "サービス" が "クイックアクション" に変更されていることに今更ながら気づきました。
今までLionからmacを使っていて、以下の先人の方の記事にあるAutomatorを使ったタイムスタンプをサービスで登録してフル活用していたのですが、Big SurではAutomatorの構造が変わってしまいAutomatorによるタイムスタンプ入力が一筋縄ではいかなかったので、備忘録としてこの記事を投稿します。

2.設定方法

2.1 Automatorを開く
まずはAutomatorを開きます。開くと既存のファイルが聞かれますので、「キャンセル」を選択します。

スクリーンショット 2021-01-24 14.17.47.png

スクリーンショット 2021-01-24 14.17.58.png

2.2 クイックアクションを選択
Big SurからAutomatorの「サービス」が「クイックアクション」に変わったようです。
クイックアクションを選択します。

スクリーンショット 2021-01-24 14.18.27.png

2.3 必要な情報の入力
以下の画面の通り設定を入力します。
ちなみに、日付形式は先人の方のブログにあるリンク先で適当にカスタマイズすることができます。

Automator_settings.png

ちなみに、私は "20210124Sun_1802"という形式をずっと使っているので、以下のスクリプトを入れてあります。

export LC_ALL=en;
date +%Y%m%d%a_%H%M;
export LC_ALL=;

スクリプト内の %Y%m%d%a_%H%M の部分を以下のサイトにある情報でカスタマイズ可能です。

日付の形式
http://linuxjm.osdn.jp/html/LDP_man-pages/man3/strftime.3.html

入力と選択が終わりましたら、ファイル-保存でわかりやすい名前(例; Timestamp)スクリプトを保存します。

2.4 キーボードショートカットの登録
システム環境設定のキーボードのショートカットのサービスに先ほど付けた名前のサービスがリストにありますので、ショートカットのところをクリックして使いやすいショートカットを登録します。
その際、他で使われているショートカットをアサインするとうまく動かないので、注意が必要です。

スクリーンショット 2021-01-24 14.28.16.png

上記の図の例では "Option" + "Command" + "/" をアサインしています。

macOSや適当なテキスト入力でアサインしたショートカットの動作確認をして、無事動作が確認できたら完了です。

参考サイト

日付をショートカットキーで入力するアプリを五分でつくる方法(Mac+Automator+シェルスクリプト)
http://nipponia.blog44.fc2.com/blog-entry-227.html

Linux Programmer's Manual (3)
http://linuxjm.osdn.jp/html/LDP_man-pages/man3/strftime.3.html

[Automator & AppleScript] Automator で右クリックメニューや Finder のプレビューに表示されるクイックアクションを作成する
https://www.d-wood.com/blog/2020/07/16_11839.html

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?