使っていないPCにCentOSを載せたいと思ったのでBoot USBを作ってみました。
前提
私の環境
macOS version 10.13.1
Shell : Zsh
使ったコマンド
diskutil (/usr/sbin/diskutil)
dd (/usr/local/opt/coreutils/libexec/gnubin/dd)
用意するもの
Boot出来るISOイメージ
USBメモリ(容量はISOイメージのサイズ以上でOK)
実際にセットアップしてみる
手順 1 : USBのパスを調べる
$ diskutil list
を入力するとアクセスできる記憶媒体のリストが表示されます。
/dev/disk0 (internal):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme 251.0 GB disk0
/dev/disk1 (synthesized):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: APFS Container Scheme - +250.0 GB disk1
/dev/disk2 (external, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *15.8 GB disk2
1: Windows_FAT_32 X DATA 15.8 GB disk2s1
この/dev/disk2
が今回のパスになります。
環境によってはこのパスが変わりますので容量を参考にパスをメモしてください。
手順 2 : MS-DOSで初期化する
$ diskutil eraseDisk MS-DOS UNTITLED /dev/disk2
/dev/disk2
をMS-DOSで削除します。
/dev/disk2
の部分は手順1でメモした物を使ってください。
手順 3 : FinderからUSBをアンマウントする
$ diskutil unmountDisk /dev/disk2
次の手順のためにUSBをアンマウント(安全に取り外せる状態)します。
/dev/disk2
の部分は手順1でメモした物を使ってください。
手順 4 : ISOをセットアップする
ついに、ISOイメージをセットアップします。
$ sudo dd if=./CentOS-7-x86_64-Everything-1708.iso of=/dev/disk2 bs=32MB
if=
からスペース
の間でインストールしたいISOイメージを指定します。
of=
以降の/dev/disk2
の部分は手順1でメモした物を使ってください。
メモ
if(Input file)-----インストールするISOのパス
of(Output file)---出力先のUSBのパス
bs(Buffer Size)--メモリに一旦保存するサイズ
手順 5 : 完成!
後はこのUSBを使ってOSをインストールするだけです。